少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン (講談社+α新書)死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン (講談社+α新書)
(2008/07/18)
山本 昭彦

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いつ買ったんだっけ?気がついたら未読本の山に埋もれていた一冊。先日のシャンパーニュセミナーの影響から手に取ってみる。

本書を単なるシャンパーニュの紹介本と思うべからず(ちょっと弾言風)。タイトルにある30本の紹介は最後にあるが、それに割かれたページ数は230ページ中80ページ程度。その紹介に行き着くまでに150ページの間、シャンパーニュとは何か、ということについて書かれている。
シャンパーニュの魅力、生産方法、未亡人伝説、都市伝説、美味しい飲み方。先日のセミナーで学んだことが随所に登場し、なかなかに楽しい。格付けについての説明もちゃんとあって満足。
美味しい飲み方の章では、フルートグラス脱却のすすめ、飲み頃温度の説明があり、なんとなく常識と思っていることが覆されると共に、より美味しい飲み方が提唱されている。これはセミナーで学んだ内容とほぼ一致していた。ということは、これこそ業界の常識なんだろうな~と思う。
気になるその飲み方とは。。。本書を読んで是非確認して頂きたい!

気になる30本は「飲まずに死ぬと後悔する10本」「一生に1度は飲みたい10本」「1年に1度は飲みたい10本」に分けられている。ちょっと分かりづらいが「飲まずに死ぬと後悔する10本」が一番オススメのようで、驚いたことに私は既にその中の4本を飲んでおりました。もちろん自分で購入したことは無し(おいおい)。全てご相伴にあずかったものでした。私はワイン仲間に恵まれていると思わざるを得ない。幸せ者です。

ちなみに著者はジャック・セロスをことのほか敬愛しているようで、創設者ジャック・セロスならびに二代目アンセルム・セロスの名前が至るところに登場する。私も二度ばかり飲んだことがあり(残念ながら1回目は泥酔していたため香りの記憶すら無し。リベンジの2度目は香りと味わいをしっかり楽しめた)、非常に美味しいシャンパーニュだった。本書の影響を多分に受けていることも含めて、死ぬ前にもう一度飲みたいと思うのはジャック・セロスだな~。

ということで、タイトルだけをみるとやや軽薄な印象を受けるが、シャンパーニュの新しい側面と、美味しい側面を教えてくれる一つの参考書としてオススメできます。本書で紹介されているものを飲んだ時は、また読み返してみたい。


余談ですが、なぜタイトルは「シャンパーニュ」ではなく「シャンパン」なのか。一般受けしやすいからだと思うけど、シャンパーニュっていうのはちょっとキザなのかな。この単語だけ英語読みするのも違和感があるので、もしシャンパンというのであれば、「ブルゴーニュ」ではなく「バーガンディ」というべきではないかと、つまらないことを考えてみる。
ちなみに私は恥ずかし気もなく「シャンパーニュ」と言います。会社の人に白い目でみられても「シャンパーニュ」。シャンパンでよろしいですか?と聞かれても「シャンパーニュ」。メニューにカヴァだって書いてあるのに気がつかず「シャンパーニュ」。。。だってシャンパンってすごく安っぽい発音なので、逆に恥ずかしくて口に出せません。
しかし、よくよく考えてみると、そこまでフランス語に拘るのであれば「ワイン」のことを「ヴァン」と言わなくてはならず、自分も矛盾していることに気がつく。そしてホントにつまらないことを考えてしまったと反省する。

つまらないことついでに、ソーテルヌの極上貴腐ワイン「イケム」のことを「ディケム」と言うのも気になる。イケムの正式名称は「Chateau d'Yquem」。これは「Chateau de Yquem」がエリジオンしたもの(エリジオンについてはこちら)。もし「ディケム」と言うのであればフルで「シャトー・ディケム」と言わなくてはいけないのではないかと。シャトーを抜くのであれば「イケム」と言わなくてはならないのではないかと。ホントにホントにつまらないことを考えてしまった。

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