少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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何ヶ月ぶりかの暇な土曜日。御犬様の散歩ついでに前々から行ってみたかったワイン屋さんに足を運んでみた。

決して広くない店内はボトルで溢れかえっており、注意しないとボトルを倒してしまいそうだ。しかも、普通ならセラーにふんぞり返っているであろうクラスのワインが普通に置いてあるので、ドミノ倒しでも起こそうものなら寂しい年末を送るはめになること必至。

店員さん(店長さん?)が愛想良く話しかけてきてくれたので、適当に好みを言ってお薦めワインを選んでもらおうと、しばし雑談したのだけれど、この話が興味深くて面白かった。

色々話した中で驚愕だったのはワインの飲み方について。
ワインは抜栓した直後はまだ閉じているので、しばらく空気に触れさせた方が香りも味も開いてくる、というのは皆さんご存知のことと思います。では、どれくらいの時間、触れさせておけばよいのか?
ワインによっても異なるので、この質問の解は実質ないものと思われますが、大抵の方は1~3時間くらいを予想されるのではないでしょうか?私はそれくらいと思っていました。

ところが、このお店の方が言うには2,3日。ものによっては1週間はかかるとのこと。
そんな馬鹿な!ということで、以下会話を抜粋。

またはち(以下、ま):ウソでしょ?1日置いただけでも酸化が進んでワインは劣化していくのではないのでしょうか?
店員(以下、店):誰に聞いたか知らないけど少なくともワインの専門家はそんなことは言わないはず。
ま:なるほど。確かにワインの専門家の方から直接聞いたことはない。ワイン好きな方からは聞いたことがあるけれど。。。では、どのように飲むのでしょうか?
店:抜栓した直後に一口飲んでみて、翌日にまた飲んでみる。そうして何日か飲んでみれば分かるよ。
ま:至極もっともな回答ですね。翌日までの保管はどうするのですか?
店:冷蔵庫などに保管するのではなく室温で大丈夫。これは季節によるけれど。
ま:でもそれってボルドーとかの力強いワインや、ポテンシャルの高い一部のワインのことじゃないですか?
店:そんなことはないですよ。うちがブルゴーニュをメインで扱ってるのをみれば分かる通り、これはどのワインにも言えること。もちろん1000円台のワインでも。ワインは抜栓してから緩やかに良くなってきて、緩やかに劣化していくもの。デキャンタなんてものは、それを無理矢理こじ開けるものだから、本来の味からはほど遠い。ただし、劣化したワインや、品質の劣るものは開けた瞬間に落ちていくことが多い。そんなものはもちろん論外。
ま:よく分かりました。ではその2,3日目からの美味しさが際立っているワインをください。

なんて会話をしましたが、ホントに驚いてしまった。まだ試していないのでこの話がホントかどうかはわからないし、個人の好みもあるし、そこまでいくとすごく繊細な部分の話なのではないかと思ってしまう。
ま、この話の真贋は、購入したワインで年末にでも試してみたいと思う。


他にもインポーターの話や、ネゴシアンの話など興味深い話を聞かせてもらい、30分以上も話し込んでしまった。店内は暖房もなく非常に寒い。品質にこだわる店員さん曰く、大手の販売店では結局ワインの管理は十分にできないので、美味しいワインは小売りで買うのが一番。だから店内の環境を一定にするため、店全体をセラーと考えて管理しているとのこと。高価なワインが普通に置いてある理由が分かると共に、店員さんのワインに対する愛情がよく分かりました。

そして最後に一言。
頭で飲むのではなくちゃんと味わって飲まなければいけない。ワイン愛好家は飲まない人間が多く、蘊蓄ばかり語る。美味しいのが一番だよね。


なんだかんだ4本のブルゴーニュを購入しちゃいました。抜栓するのを楽しみにしたいと思う。
また、気軽に寄ってみたいお店だ。2,3日目のワインの味の感想(文句?)を言いにね。

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またはち

Author:またはち
趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
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