少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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丁度732日前、27年と364日生きた私は、自分の人生の節目として捉えていた28歳という年齢を前に、安ワインを飲みながら一人物思いに耽っていました。
その時に、自分の中で大きく響いていた言葉が、

「男は30から」

人生の、まさに春であろう十代二十代を、特に女性にもてるわけでもなく、特に女性とのお付き合いがうまくいくわけでもなかった私は、自分への慰めと、未来の自分への夢、そして現実逃避の意味を込めて、滝に打たれる修行僧が何度も同じ言葉を発するように、脳内でこの言葉を反芻していました。

しかし、30になったからといって、黙っててももてるわけでもなく、インテリジェンスになるわけでもなく、ダンディズムが身につくわけでもない。あらゆる経験が、男を漢たらしめるわけではないのか。

そう、30までにあらゆる経験を積むことが大事なのではないのか。
誕生日を目前にした27歳(当時)の私は、30までに可能性のあるものは全て経験する、という決意をしたのでありました。


あれから2年。時は過ぎ去り、あの時と変わらず、あの時と同じ酒の匂いをさせながら、物思いに耽る。

今日で29年と364日。
漢まであと1日。

この2年間。それなりに経験を積もうと、あらゆるものに手を出してきたつもり。でも、手を出せば出すほど世の中は広くなり、自分は小さくなるばかり。

欲しいのは時間、惜しいのも時間、そして怖いのも時間。
でも有限の時間だから熱くなり、楽しみ、泣ける。


残り少ない時間のなかで私がどう生きていくかなんて、私自身どうでもよいけれど、30までにやれるだけやろうと思った決意は、いつしか生きている時間はやれるだけのことをやろう、という決意に変わったのでした。


ま、こてこてだけど、私の敬愛するスティーブ・ジョブズのスタンフォードの講演を改めて聴いてみる。


【スタンフォード大学卒業式辞スピーチ / スティーブ・ジョブズ】


大事なのは今生きていて、行動を起こすことができるということだ。
このエントリでは、30になることを恐れている男のマリッジブルーならぬミソッジブルーを淡々と記述しているが、私はまだ29であり、30になる保証というのはどこにもない。
何度も引用するが、死は生の対極にあるのではなく、その一部として存在している(村上氏)。肉体的な死はもちろん、精神的な死は極めて身近にあり、自分の人生を閉塞させてしまう恐れが十分にある。30を平穏に迎えるのは願ってもないこと。そして、この2年間以上に新たなことへ挑戦し、屈せずに立ち続けなくてはならないことを、改めて思う。

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またはち

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趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
最近はTwitterメインで更新をサボってます。

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