少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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今朝は昨夜からの大荒れの天気をまだ引きずっていたため、映画を観に行く人が少ないだろうと思い、アカデミー特需の混雑が嫌で敬遠していた「おくりびと」を観に行った。
館内はガラガラとまではいかないまでも結構空いていたので、20分前到着にも関わらずよい席が取れた。

※以下、一部映画のストーリーに触れる記述がありますのでご留意下さい。


観終えた感想は。。。涙と鼻水が止まりませんでした。

涙腺は弱い方だという自覚はありますが、泣かせられました。
好印象だったのは、お涙頂戴という雰囲気をわざとらしく作っていないこと。感動系の映画には、ここで泣け!みたいなシーンがあって逆にひいてしまうことが多い(もちろん術中にはまって泣いてしまうのですが)。そういうのって興醒めなんですよね。そこら辺がすごく自然で、自然に涙がこぼれました。

物語は納棺師のお話しですが、ここまで納棺師のお話しだとは思いませんでした(ちょっと意味不明)。サブストーリーなども盛り込まれているけれど、当映画を観て考えることは、納棺師という職業と死生観について。

主人公やその嫁さんの感情。周囲を取り巻く人たちの挿話などどうでもいい。
納棺師とは?生死とは?私が考える死とは?

納棺師という職業を選択した夫に対し、妻が「汚らわしい!触らないで!」というシーンがあります。
そのセリフに違和感を覚えました。映画の中で観る遺体と納棺師は、私の中でしっかりと映画として認識されていました。現実味がなかったわけです。だから「汚らわしい」という言葉に違和感を覚えた。
このセリフを聞いた瞬間に映画と現実が繋がり、すごくリアルに映画の世界に入り込みました。

この映画はリアリティに溢れている。ストーリーとかいう些細なことではなく(言い過ぎです)、この映画のスケールがリアルなんです。

多少カットしているような印象を受けるシーンや都合の良すぎるシーンもありますが、全体的に無駄がなく、安心して観られました。
止めどなく流れる涙には参りましたが。。。

アカデミー賞受賞作品というミーハーな気持ちながらも足を運んで良かった。もし受賞していなければこの映画を観ることはなかったでしょう。

素晴らしい内容でした。また、久石譲が担当している音楽も素晴らしい。
アカデミー賞という物差しを抜きにしても素晴らしい。素晴らしい映画でした。




ただ、残念だったのが広末涼子の演技。なんか能面みたいなんです。表情が乏しいというか。
最後に広末を観たのは「鉄道員(ぽっぽや)」。その頃からあまり演技が変わっていないような。
華も陰もない中性的な感じが、本映画の強い個性の中で影の薄いものとなっていました。

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またはち

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趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
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