少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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日常生活においてニワトリを意識することはあまりないが、食に的を絞った場合、ニワトリを意識せずに過ごすことは非常に困難だ。たとえば鶏卵を食せずに3日でも過ごすことができるだろうか?普通の食生活を送っている限り、極度のアレルギーでもない限り、3日といわず1日でも何らかの形で摂取してしまうだろう。
そんな日常生活に空気の如く入り込んでいるニワトリについてトコトン追求した一冊。

ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 (光文社新書)ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 (光文社新書)
(2010/02/17)
遠藤秀紀

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日本で飼われているニワトリの数はおよそ三億五千万羽。人口の約三倍である。そのうち約二億羽が採卵鶏、一億五千万羽が肉用(いわゆるブロイラー)。ニワトリを目にする機会は少ないが、なかなかの数がこの狭い島国で飼われているものだ。
卵用鶏は年間290個の卵を産む。そして卵用鶏としての寿命は700日。生後160日目から卵を産み続け700日目には殺処分になってしまう。年間一億羽ものニワトリが殺処分にあっている。
これを読んだ瞬間はえっ!?と思ってしまう。この一文を読むだけでは動物愛護団体から即クレームが来そうな話だ。ちなみにニワトリの寿命は15年くらい。それがたった2年ちょっとで殺されてしまうのだ。殺処分となる理由は卵の質が落ちるから。なんとも言えない話だ。
他方、肉用鶏のブロイラーはわずか50日目で殺処分となり、食卓へ並ぶ鶏肉として市場に出荷される。ご、50日ですか?なんと短い寿命か。読んでいて驚愕した。その短い寿命と驚異的な成長力に。

こんなお話しから長いニワトリ話が始まるのだが、のっけから面食らうような話で驚いてしまう。
この後、ニワトリの起源、どのような配合・改良が為されてきたのか、現在のような高度に効率化されたシステムが確立されていったのか、観賞用のニワトリ、矮鶏(チャボ)、軍鶏(シャモ)、名古屋コーチン、地鶏の話、云々と約300ページの紙面、余すことなくニワトリ三昧。

ニワトリにまつわる話に一分でも興味を持った方に激しく推奨します。
う~ん。養鶏場見学に行きたくなってきた。既に私はニワトリの虜。
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アホの壁 (新潮新書)アホの壁 (新潮新書)
(2010/02)
筒井 康隆

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私の如き飲んべえは、酒を飲んだ時にとってしまったアホな行動・発言は枚挙に暇がない。もちろん酒なんぞ入っていなくても会議中の発言や友人との会話、公衆の面前での行動などでもアホなことをしたな~、とよく思う。
先日なんかも食事の席で、歯に挟まった肉をついつい爪で取ろうとしているところを見られてしまい、とても気まずい思いをしてしまった。まさに百年の恋も冷める、といったシチュエーションでございました。いや、というかそもそも私に恋などしていなかったか。。。

前置きが長くなりましたが、本書では私がとってしまうような低レベルのアホな行動から、戦争を引き起こす、もしくは歴史を動かしてしまうようなアホなことまで、たくさん取り上げられている。そして、なぜそんなアホな行動をとってしまうのかについても分析されている。

アホな行動をとったときは、なぜそんなアホなことをしたのかよく分析するべきであり、そしてその分析が次のアホな行動へと繋がっていく。同じ過ちを何度も繰り返すのもアホな行動の一つではあるけれど、それはできる限り修正して、もう少し成長したアホなことをしたいものだ。どうせアホなことするならね。

このエントリをちょっと読み返してみてもアホなこと書いてるなと思う。でも、自分でアホという自覚がある限り、アホは不可避であり、これからもアホなことをしていくのはしょうがないと諦めてみる。アホなことは、狙ってアホなことをやるのではなく、結果としてアホなことをやっていた、ということになるのだから。
アホなことをしてもそうそう後悔しない図太い神経の持ち主になる。それがアホな自分との良好な付き合い方になるとのだろう。これは本書と全く関係ない結論ですが。

上記の通りアホアホ書きまくっていたら、自分で文字を打ちながらアホという言葉がゲシュタルト崩壊を起こす始末。
本当に救いようのないアホだ。
今年一番。そして、書棚に残しておきたい一冊。

サリンとおはぎ ~扉は開くまで叩き続けろサリンとおはぎ ~扉は開くまで叩き続けろ
(2010/03/09)
さかはら あつし

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本書について語る前に帯びに書かれていた文章を掲載。

小学生の頃から勉強一筋。なのに高校をビリで卒業し、共通一次試験は一五〇点。全国模試を受ければブービー賞。要するに子どもの頃からまったくイケてないぼくが、「扉を叩き続けて」四浪で京大に合格。電通に就職したものの、地下鉄サリン事件に巻き込まれて退社。それでも人生を投げることなくMBAをゲットし、さらには夢のアカデミー賞でレッドカーペットの上を歩いてしまった!


この帯を読むだけで読みたくなる。

生と死の紙一重のところを何度も行き来してきた筆者が、時には諦め、時には挫折しながらも、ただひたすらに扉を叩き続けて夢を一つ一つ実現していく物語。

正直ここで書評を書けば書くほど本書の良さを損なう気がする。読んでいる間に多くの感情が押し寄せてきて、それを文章にまとめることができない。
涙する場面も何度かあった。何気ない場面で、とても涙を誘うような場所では無かったと思うのだが、泣けてしまうのだ。泣けるのが良い本とも思わないが、筆者の心境が私の心の琴線に触れたのだろう。そして、引用される言葉の一つ一つもとても重く、考え深いものだった。

本書読んでいえることは、扉はたたき続けなければならない、ということ。何度でも戻ってでも、それを叩き続ける力がある限りは叩いていないといけないんだな。


引用も含めて心に残った言葉を残しておく。

本当にやりたいことに時間を使っていないのなら、どんなに時間を効率的に使っても、根本的に意味はないことなのですよ 『ニューヨークの24時間』(千葉敦子著)

後悔したら、後悔した場所に戻り、そこからやり直す

宗教は人に何を与えてくれるんだろうか?
簡単に言うと、宗教は食べ物と教育を与え続けてきたんだよ


理系の人々理系の人々
(2008/09/27)
よしたに

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たまには息抜きに漫画を読む。

営業職に就き、ワインを飲むようになってから文系の人と多く交流を持つようになった。教育学部出身ながら元々高専に在籍していたことのある半理系な私ですが、文系の人からは超理系として見られることが多い。
理系(工学系?)の人々を知っている私からすると、常識に近い内容なのだけれども驚かれる。驚かれるのは悪い気はしないけれど、ホンモノはこんなレベルではないということを知ってもらいたいという気持ちも強く、私の知人のマニアックな会に是非お呼びして「ね、私って普通でしょ?」と言ってみたくなったり。

ということで、文系と理系をだいぶ意識している今日この頃。目に止まった本がこれ。
腹を抱えて笑うような内容から、思わずニヤニヤしてしまうような内容まで、楽しいです。そして、やっぱり理系って似ているなと思う。うんうんと頷く場面に何度も遭遇する。
文系の人がこの本を読んだ時の感想が知りたい。
稼げる 超ソーシャルフィルタリング稼げる 超ソーシャルフィルタリング
(2010/04/21)
堀江貴文

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ホリエモンの著書を連続読み。ツイッターの影響もあってか最近身近に感じます。
100億稼ぐ超メール術』の続編、いや完結編?
『100億』のメール術にiPhoneとiPad、さらにgmailが加わったらどれだけ強力なツールになるか、ということがよく分かる。そして、この情報を制するものが先んじる時代にあって、Twitterは超強力な情報収集ツールであることもよく分かる。

gmailの効率的/効果的な活用法を学びたい人にはもってこい。本書代の1000円を払って多くの時間を買うことができようになるでしょう。
後半部分は『100億』の焼き直しのような内容だったのが少し残念だけど、前半を読むだけでも十分に価値はある。
拝金拝金
(2010/06/17)
堀江 貴文

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Twitterで話題になっていたことと、帰宅する電車で読む本が無かったため本屋で購入。

ホリエモンが小説書いたの?ということで、正直あまり文章は期待していなかった。
導入部から「うわ~」と思う感じで読み進められるか不安を覚えるが、導入部が終わる頃にはすっかりはまってしまい、水を飲むのも忘れて一気に読み切ってしまった。
小説とはいえノンフィクションに近い内容でリアリティもある。そしてホリエモンの意図通り、まさに自分を重ね合わせながら読み進めていく感じであった。

時代の寵児から一気に奈落の底まで落ちていった氏は、いま、宇宙ビジネスを進めるために邁進している。そんな常に前向きな彼をみているからこそ、この小説の面白さは引き立つのかもしれない。
Googleの正体 (マイコミ新書)Googleの正体 (マイコミ新書)
(2010/01/23)
牧野 武文

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なんで購入したのかすっかり忘れてしまった。おそらくどこかのブログ書評で見つけて勢いamazonしちゃったのでしょう。

googleを知らない人はそんなに居ないでしょう。少なくとも当ブログをのぞきに来るような方であればなおさら。
その便利なサービスは、無料で利用することができ、検索やメール、カレンダー、マップと日々利用している。そしてそれらの情報は全て把握・整理されており、プライベートな情報を当の自分以上によく知っているといっても過言ではない。

そんな便利で物知りなgoogleが暴走したらどうなるのだろう。
googleは情報を整理することで大きくなった企業。それは情報を整理するものは世界を握れる、ということも同時に意味する。

健全な企業である内は良いが、暴走した時、googleは見えない化け物となる。
ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)
(2007/08)
保木 邦仁渡辺 明

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ワインエキスパート試験の反動で読みまくっております。といっても新書ばかりなので気楽なものですが。

ボナンザとは将棋ソフトの名前のことです。2007年3月21日に渡辺竜王と対局して話題になったのは記憶に新しい。といっても将棋好きでもない限りこの名前は知らないかもしれません。
そのボナンザの開発者と渡辺竜王の共著。開発話から対局時の両者の心境、人間が将棋ソフトに負ける日は来るのか、といった内容。一部将棋の専門的な話や棋譜が出てくるが、その部分は無視しても十分に楽しめる。

全編を通してのめり込むような話が多いが、一番面白いのは終章にあるボナンザ開発者保木氏の本業に関する話(氏は専門のプログラマでもなく将棋の強者というわけでもない、物理化学研究者なのです)。
将棋とは無縁の話なのだけれど、視点を変えて物事を捉えることの楽しさを教えてくれる。ちょっと引用すると

科学者は、さまざまな現象を一般の人たちとは違う次元で観察し、感じている。(中略)たとえば、電子レンジで水が温まっている状態を見て、「水の並進・回転が励起されている」と思う。(中略)ペンキの変退色はどうであろうか。色褪せのことだ。太陽の光で電子的に励起されたことで、色素としての色を失ったというふうに見る。


このまま科学的視点でものを考える必要は無いと思うが、当たり前のことを当たり前のこととして理解し、放置するよりは、一つ一つのことに疑問を持ちながら考えるというのは面白いものだ。
冷房はなぜ涼しい風を送れるのか?なぜビールは黄金色で泡がたつのか?なぜ酔うと思考能力が低下したり、顔が紅潮するのか?
こういう何気ないことに対し、知っておく必要はあるかないか分からないけれど、興味を持つことは新しい発見につながる可能性は高そうだ。大事なことは興味を持ち、それに対し行動すること。と、自分に言い聞かせる。
mixiとブログの連携をしてみた。
これをやるとmixiの過去の日記が読めなくなるので、今まで何となく躊躇していたが、思い切って記憶からも記録からも抹消した。といっても連携を解除すれば元通りになるんだけれどね。

mixiをはじめたのは前々職を離職した直後、御犬様を飼い始めた頃だったので、読み返したらハローワーク話や前職のやくざ企業の話など面白い内容があるかもしれないけれど、まあ、過去は過去。数年後にでも読み返す気になったら読むかもね。

今読み返したら勢いで全部読み返してしまいそうだから敢えて読まない(読めない)。


ということでマイミクの皆様こんにちは。
ボーイング777機長まるごと体験 成田/パリ線を完全密着ドキュメント (サイエンス・アイ新書)ボーイング777機長まるごと体験 成田/パリ線を完全密着ドキュメント (サイエンス・アイ新書)
(2010/06/18)
秋本 俊二

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調子に乗ってもう一冊。来月に旅行に行くので予習です。

デジタル一眼を購入してから飛行機の写真を撮るようになると、やはり興味が湧いてくるもので、筆者のブログ(http://blog.office-akimoto.com/)で存在を知り購入。
発売直後に購入したのに随分時間が経ってしまった。既に成毛眞氏がブログで書評(http://d.hatena.ne.jp/founder/20100625/1277426883)を書かれていた。成毛氏の言によればブログで紹介する本は、面白いと思った本ばかり、ということなので期待も大きくなる。でもエントリの最後の一文はグサッとくる。

このサイズの本で1000円という価格設定は高いと思うが、まあ全頁フルカラーなのでこんなものなのかな。
驚くべき内容が含まれているとは言い難いが、航空機の基本操作および動作についての復習になる。ストーリー仕立てにしているので成田からパリまでのフライトを自分も搭乗した気持ちになって楽しめる感じだ。
ただ、内容は少しライトすぎる感じで、ちょっと物足りないかな。イメージは映画ハッピーフライト。もちろんアクシデントなど無いけど。

面白かった内容としては、国際的にみると便名は奇数なら東方面行き、偶数なら西方面行きに設定している航空会社が多いとか、離陸決心速度の話とか、国際的に共通で使用されている無線の周波数は123.45MHzであるとか、かな。やはり雑学的な話になってしまいますね。

ともあれ次に飛行機に乗る際には、本書で知ったことを思い出しながらフライトを楽しめそう。旅行直前にもう一度読み直そうかな。
ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)
(2010/02)
百島 祐貴

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WEの試験も一段落してやっと読書が楽しめる。久しぶりなので比較的ライトなものを、ということで雑学系を選択。

昨年のベスト書籍(エントリ:傷はぜったい消毒するな)と同系列の本です。

まあ医学の進歩のためには大変な労力と犠牲が払われていることに驚く。そして、医学が進歩したのはここ150年くらいであるということにも。
丁度WEの試験で学んだ公衆衛生と重なるような内容も多く、細菌系の話もかなり興味深い。
胃潰瘍の原因菌であるピロリ菌って1983年に発見された割と新しい菌なんですね。しかも発見した人は自らピロリ菌を飲用してその存在を証明したというから驚きです。あと、自分で自分の心臓にカテーテルしちゃう人とか。身内を被験者にしてどんどん感染させちゃう人とか。生を高めるためには、やはり紙一重の部分があるのでしょうか。とんでもない人が次々と現れてきます。

先日骨折をした際に、無痛で手術を実施し、今こうやってキーボードを叩けるのも、先人の研究と犠牲の上に成り立っている医学というもののおかげであるということを改めて実感します。

余談ながら今回のWEの試験で一番勉強していて面白かったのは、実は公衆衛生の範囲だったりする。もやしもんの影響もあるけれど食中毒絡みの内容や、指定感染症の分類や対策など、インフルエンザパンデミックという言葉に畏怖と興奮を覚える、やや屈折している私には興味深い内容の嵐でした。

この分野。もう少し深く知りたいものだ。
昨日ワインエキスパート(WE)の一次試験があり、自己採点で86点でした。合格ラインは70点くらいと言われているので、マークミスでもしていない限りは一次通過かと。

試験前に受けた模試の感触などから90点は取ってやろうと気合いを入れたが、残念。回答できたであろう問題がチラホラあったので悔しい。過去問を解かなかったのも失点に繋がったかもしれない。
いや、ネットからダウンロードするのが面倒くさかったんですよね。プリントアウトするのもなんかね~、ということでシカトしていたのが仇になりました。

運転免許以来の試験だったのでさすがに緊張しました。
この2ヶ月間、読書の時間を全て勉強に充てていたのでかなりフラストレーションが溜まり、そして勉強しなければというストレスを感じていたため、抜け毛が・・・
ただでさえ後退気味なのに加速させてしまった。こういうメンタルな部分がかなり弱いのも困りものです。


さて、WEの試験は二次試験まであります。
一次試験は筆記だけなので、勉強していれば解ける問題だけだし、運の要素なんて全く入っていないから気が楽です。問題なのはテイスティングが課される二次試験です。こればかりは勉強していれば分かるというものではなく、経験がものをいいます。私に圧倒的に足りないものなので、試験までに少しでも経験を積まなければいけないですね。

でもテイスティングって感覚ではなく経験に裏打ちされた論理で解くものだと思うので、これもしっかり勘所を押さえていればクリアできるはず。来月下旬に二次試験があるのでそれまでにワインをたくさん飲まなければ・・・
いや~、困った困った。むふふふふ。


ま、何にせよスタートラインに立ちました。

Author:またはち
趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
最近はTwitterメインで更新をサボってます。

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