少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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Vintner's Reserve Riesling 2007

【銘柄】Vintner's Reserve Riesling 2007 / ヴィントナーズ・リザーヴ リースリング 2007
【種類】White / 白
【生産者】Kendall Jackson / ケンダル・ジャクソン
【地域(国)】California (USA) / カリフォルニア (アメリカ)
【品種】リースリング75%以上
【購入価格】\1,488(単品価格\3,045)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/22
【評価】★★★☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第39弾」2本目。単品で購入するのと比較して約半額。この第39弾は、単品で買ったら\16,000のところが\8,500とかなりお買い得感があります。

え?リースリング?白ワイン?と疑ってしまうようなボトル(ビール瓶色)に入っています(写真ではちょっとわかりにくいです)。リースリングといえばアルザスかドイツ。どちらもスクールでテイスティング済みなのでカリフォルニアはどんなお味か気になるところ。

青リンゴ~洋ナシを主体としたフルーティな香り。鼻がスッとする感じでアロマテック(最近覚えた用語です)。カリフォルニアという先入観があるかもしれないが、寒冷地という印象はない。
半甘口で、酸味も穏やか。舌を少し刺激する程度。複雑さはないけれど上品な甘さでするすると飲める。あっという間の一本でした。

◆受験対策豆知識
アメリカの品種表示基準は、その品種が75%以上使用されていればラベルに表記できる。
なので、品種項は“リースリング75%以上”としました。

※WE資格試験合格に向けて気がついた点はブログへ記載するようにしました。自分への覚書としてですが、ご訪問頂いた方への参考になれば幸いです。
誤りがあれば(可能性高し)、是非指摘をお願いします。
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Bersano Barolo Riserva 2001

【銘柄】BS Bersano Barolo Riserva 2001 / BS ベルサーノ バローロ・リゼルヴァ 2001
【種類】Rosso / 赤
【生産者】Bersano / ベルサーノ
【原産地】Barolo (DOCG) / バローロ
【地域(国)】Piemonte (Italia) / ピエモンテ (イタリア)
【品種】ネッビオーロ
【価格】\8,820 (トラットリア ロアジ
【飲んだ日】 2009/4/28
【評価】★★★★★
【コメント】失意の内に幕を閉じたまたはち家晩餐会
頂いたバローロは余裕の五つ星だったので掲載。

ネットで同じワインを検索して驚いたのが価格。お店で頂いたのに、購入価格と比較してほとんどマージンが取られていません。なんて良心的なお店でしょうか。

ちなみに「リゼルヴァ」とは、イタリアのワイン法では5年以上の樽熟成に加え、2年の瓶内熟成を経たワインが名乗ることができるそうです。(受験対策に関連して押さえておきます)
4月は妹二人の誕生月なので、たまには兄らしいことをしようと思い、ささやかながら晩餐会を開催致しました。場所は尾山台にあるイタリアレストラン“トラットリア ロアジ”。ご近所口コミで評判が良かったので行ってみました。

前菜だパスタだメインだなんだはご婦人方にお任せして、飲み物だけは断固兄がチョイスをさせて頂きました。もちろんワインを選ぶため。

さてどんなワインを飲もうかと眺めていましたが、ここはイタリア料理店。。。ネッビオーロが私を呼んでいます!ということでバローロをロックオン。
ワインスクールでテイスティングした時の味わいが脳裏に焼き付いており、いつかは飲んでみたいと思っていました。
折角の誕生日なので美味しいワインを飲もうじゃないか、と妹たちへ恩着せがましく語りかける言葉の裏にはしっかり私利私欲が渦巻いているのでありました。。。ま、折角の機会ですからね。

スプマンテ(銘柄不明)で乾杯し、前菜を楽しみつつしばしご歓談。
そして、いよいよバローロをオーダー!

こちらがバローロ様↓↓
Bersano Barolo Riserva 2001_in Loasi
【BS Bersano Barolo Riserva 2001 / BS ベルサーノ バローロ・リゼルヴァ 2001】

デキャンティングしてもらい、やや緊張しながらテイスティング。。。


神様ありがとう。
私の選択は誤っていませんでした。

オレンジがかったリムが熟成を感じさせる。色は赤褐色で、2001年のヴィンテージから考えるとやや熟成が早い気もする。バローロは長期熟成という印象があるけれど、こんなものだろうか。
熟した黒系果実を主に、湿った土や落ち葉、トリュフ、スパイスの香りが複雑に絡み合っている。鼻を突っ込みすぎだとの指摘を受けるも、離すことができない。思わずにやけてしまいそうだ。
十分に香りを楽しんでからゆっくり飲んでみると、果実味に溢れた複雑な味わいが口一杯に広がる。強いけどトゲトゲしていない酸味と穏やかなタンニンのバランスも良い。大好きですこれ。

バローロは、イタリアでも北方かつ山麓地帯に位置するピエモンテ州のDOCG。ネッビオーロという高貴品種と冷涼な気候がこのような美味しいワインを造るのでしょう。

個人的好みを言えばもう少しタンニンがあればと思いますが、それは贅沢というもの。料理(メインでは牛ほっぺ肉の赤ワイン煮込みを頂きました)との相性も抜群。
妹たちの誕生日を祝うとともに、バローロの生産者様に乾杯をしたのでありました。


家族も満足し、私もバローロで満足。最高の晩餐でした。めでたしめでたし。。。


と終われば良かったのですが、ここで落とし穴。
晩餐も終わりに近づき、颯爽とお会計に向かった私でありますが、ここで驚愕の事実が発覚。

「大変申し訳ございませんが、当店ではカードでのお支払いはできません」

な、何を宣うウエイター。
財布の中身は孤独な諭吉と英世トリオのみ。。。


テーブルへ戻り事情を説明する私。爆笑する我が血族。兄の面目丸つぶれ。

格好いい兄貴像がガラガラと音を立てて崩れるのを感じながらも、相手が家族で良かった。これが恋人だったら全力で穴を掘り始めるところでした。


いやいや、かっこわる~。
先ほどのエントリでも書いたように、本日は鼻づまりデイでございます。

今日は休葡萄日(香りをあまり気にしないアルコールを摂取予定)と思いつつ、ワインスクールから家に帰ってみると何やら荷物が。この見慣れた直方体の箱は!?もちろんワイン6本セットの巻。たまにはエノテカ以外も買ってみようということで注文したものが届いたようです。

取りあえずセラーに入れようとするも問題発生。なんとセラーが満員御礼。
そんな馬鹿な!Maxキャパシティ19本の堅牢なる城が何故?そんなに買ったっけ?と思いつつ改めて本数を確認する。ジャスト19本。
堅牢なる城、陥落寸前。

ということでやたら幅をとっている不規則な形の瓶から飲むことに。
鼻水も止まっているので、レッツわいん。



Norton

【銘柄】Norton "Cosecha Especial" Extra Brut N.V. / ノートン “コセチャ・エスペシアル” エクストラ・ブリュット N.V.
【種類】Espumante / 発泡
【生産者】 Bodega Norton / ボデガ・ノートン
【国】Argentina / アルゼンチン
【品種】シャルドネ
【購入価格】\1,488(単品価格\2,100)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/22
【評価】★☆☆☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第39弾」1本目。
こちらのページを見て頂ければ分かるとおり、特異な形状の瓶に入っている。我が家の狭いセラーではこいつ一本で二人前。入庫して間がないが、抜栓することに。

ノンビンながら、やや黄褐色に近い色合いが熟成を感じさせる。もっともノンビンに熟成という概念があるのかは不明。
香りをとると、柑橘系とミネラルを感じる。ちょっとクセのある香りがして、それがどうも頂けない。キリッとした酸味とややトゲトゲしい泡はさておいても、何か美味しくない印象。
最近美味しい泡ばかり飲んでいたからか?と思うも、グイグイ飲み進められないこの感じはそれだけではない。美味しくないと思う原因は分からないけど、残念なワインでした。
本日はADVの受験対策講座でございました。
Step1を受講しているときは毎回感想をアップしていたのですが、受験対策講座は感想をアップしていません。

その理由とは。。。

そんなに楽しくないからです。
Step1のように毎回楽しい発見があれば記事の内容も面白くなってきます。ただ受験対策講座は文字通りお勉強=暗記の雨あられ。仮に記事にしても「今日はこんなの覚えなくてはならないことを知った」てな具合で、負のオーラが溢れ出てしまいそう。なのでこっそり受験対策を進めたいと思います。


と言ってるそばからワインスクールのお話しを少々。

最近やや体調が下降気味で、油断していると鼻水が鼻孔から顔を出しそうな感じの日が続いております。そのせいで先週はあまりワインを聞こし召しておりません。(文法の誤りは気にしないで下さい)

実はアレルギー性鼻炎ラブな私は、結構長い間鼻水とのお付き合いをしております。
しかもどちらかというと良いお付き合い。なぜだか分かりませんがある程度TPOをわきまえて鼻水出してきます。外では出ないけれど家では滝の如く、なんてことはざら。気を抜くのと一緒に鼻腔にある栓も抜けているようです。

しかし、なんだかんだ体調がちょっとでも崩れると、真っ先に鼻水が出てきます。なんだか犬みたいですが事実です。
今回もいつものことなのでそのうち治るだろうと思っていたのですが、本日がピークのようでADVの教室に着いても鼻水様が顔を出さんとしています。

これは参った。座学はなんとかクリアできるにしても、テイスティングは。。。
しかも本日のテイスティングは1コマ目は6グラスともオールブラン(白)でいつも以上に鼻力が問われます。案の定鼻がほとんど効かないため、それぞれの個性を無視するかのようなドングリの背比べコメントの連続。

これはまずいと思い昼休みの間に鼻炎薬を買い込み、泣く泣く服用。
実は私、アンチ薬物派。生命の危機か退っ引きならない事情がない限り、食事療法(ひたすら食べるだけ)か睡眠療法(ひたすら寝るだけ)か自然治癒(気合い)を信奉しております。
そんな私が薬物を服用したのです。事態は深刻を極めておりました。

しかし薬を滅多に飲まない分効き目は強烈で、この世の終わりかと思うほどの睡魔と闘いながら、テイスティングの際の微量なアルコールにすら酩酊しながら、無事講義を終えました。
2コマ目のテイスティングはオールルージュ(赤)でした。香りは何とかとれましたが、舌にキていたようで味わいが全てのっぺらぼう。
やはり振替にすれば良かったかな?

残念な講義ではありましたが、何より講義中に考えていたことは“これが試験当日でなくて良かった”ということ。二次試験をこんな状態で迎えたらと思うと。身の毛がよだちます。

試験前の体調管理は大事だな~と思った一日でした。
ラッキーマンラッキーマン
(2003/01/10)
マイケル・J・フォックス

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日本でも大ヒットした『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』で主役のマーティ・マクフライを演じたマイケル・J・フォックス。最近彼を見ないなと思ってネットで検索をかけると、なんとパーキンソン病を罹患していたのです。これって実は有名なニュース?

このニュースを知らなかった私はその事実に驚くとともに、パーキンソン病って何?という疑問をもつ。そしてさらに調べていくうちに本書に辿り着く。

マイケルの生い立ちから、俳優としての駆け出しの時期、トップスターとしての華やかな生活。そしてパーキンソン病であることが分かってからの闘病生活。
マーティ・マクフライの愛嬌溢れるイメージが強いこともあり、文章を通してマイケルがどのような生活を送ってきたのかがリアルに見えるようだ。
妻や子供達への愛情から彼の優しさを知ることができ、思わずほろっとしてしまう。

パーキンソン病という難病を患いながら自分はラッキーマンであるというマイケル。本書は闘病生活をありありと描いているが、悲劇的・悲観的ではない。現実を直視し、病と正面から対峙している彼を知り、心から応援したくなる。


現在マイケルは財団を設立しパーキンソン病の治療法発見と研究資金集めに奔走している。本書の売り上げの一部は財団に寄付されているらしいので、少しでも力になれればと思う。
クリント・イーストウッド監督・主演作品。

予告編を見ていた限りでは別に観に行く必要もない映画と思っていました。ところがネットや新聞などの今週のオススメはどれもこの映画を取り上げている。となれば、ミーハー根性でちょっくら六本木まで。


観終わって。。。

最高!そしていぶし銀だね~。クリント・イーストウッドのい~ところ全開です。
これは、クリントのクリントによるクリントのための映画といいたい。

ストーリーは単純明快。家族からも呆れられるような偏屈じじいが、車を盗みに入った隣のガキを気に入って、友情が芽生えて、そのガキがチンピラに脅されてるから助けに行った。以上。
脚本だけみると、30年くらい前に使い倒されていそうなオーソドックスな内容。これをクリントが監督して演じてしまうと、ここまで大化けするのか。

随所に散りばめられたユーモアが笑いを誘い、人種差別ともとれるセリフのオンパレードもどこか和やか。日経新聞の言葉を借りるなら「きわめて小さなはなしから大きな感動を生み出す」映画だ。


予告編やあらすじだけでは、なかなか観に行く気にならない映画ですが、見逃してはならない。

間違いない。傑作です。
Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon 2007

【銘柄】Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon 2007 / カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
【種類】Tinto / 赤
【生産者】Concha y Toro / コンチャ・イ・トロ
【地域(国)】Central Valley (Chile) / セントラル・ヴァレー (チリ)
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン
【購入価格】\1,150
【購入店】オーケー 港北店
【購入日】 2009/4/19
【評価】★★★☆☆
【コメント】「悪魔の蔵」という物騒な名前のチリワイン。スーパーなどでよく見かけるので知っている人は多いのではないかと。
以前にメルロを飲んだことがあり、やや甘口の味わいが今ひとつだったが、安ワインにしては美味しかったのを覚えている。そこで、今回はカベルネを購入。

グラスに注ぐと、フルフルボディが身上のチリらしく濃厚な赤が液体の向こう側を見透かさせてくれない。これは渋そうだ。
ややきつめの樽香ながら、ワインを口に含むとタンニンに消される感じで丁度良いかな。ズシッと来るほどのタンニンはないけれど、色のイメージ通り重い。

半分残した状態で中3日ほど置いて、今日再び飲んでみたけど、味はそんなに衰えていない。パワフルなワインですね。
安くて美味しいフルボディを気軽に楽しむなら、なかなかの一本かと。ワインを始めたばかりの方にはオススメです。
火車 (新潮文庫)火車 (新潮文庫)
(1998/01)
宮部 みゆき

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たまにはミステリーと思い購入。宮部みゆきにしたのは。。。なんでだっけ?忘れてしまった。

行き詰まる展開を見せる、というよりはゆるゆると将棋の差し手のように犯人を絞っていく長考派。本筋とは関係のない話も織り交ぜながら、じっくり相手を攻めていく。
刑事の行動に整合性がとれないのはご愛敬として、お気楽ミステリーとして楽しめた。
Baron Philippe de Rothschild Sauvignon Blanc Reserva 2008

【銘柄】Baron Philippe de Rothschild Sauvignon Blanc Reserva 2008 / バロン・フィリップ・ド・ロートシルド ソーヴィニヨン・ブラン・リゼルヴァ 2008
【種類】Blanco / 白
【生産者】Baron Philippe de Rothschild / バロン・フィリップ・ド・ロートシルド
【地域(国)】Maipo Valley (Chile) / マイポ・ヴァレー (チリ)
【品種】ソーヴィニヨン・ブラン
【購入価格】\1,488(単品価格\1,500くらい)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/1
【評価】★★★☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第38弾」4本目。お馴染みバロン・フィリップ・ド・ロートシルド。同じ生産者のはキュベ違いでお楽しみ済み。

まだまだお前は青い、といわんばかりの緑色がかったレモン色が若々しい。刈ったばかりの草のような青臭い香りとハーブ、ミネラル、白い花、そして洋ナシ。予想外に複雑な感じ。キリッとした辛口で酸味が弱くちょっと物足りないけれど美味しかった。
Sileni

【銘柄】Sileni "Cellar Selection" Merlot 2007 / シレーニ “セラーセレクション” メルロ 2007
【種類】Red / 赤
【生産者】Sileni Estates / シレーニ・エステーツ
【地域(国)】Hawke's Bay (New Zealand) / ホークス・ベイ (ニュージーランド)
【品種】メルロ
【購入価格】\1,488(単品価格\1,837)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/1
【評価】★★☆☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第38弾」3本目。実は先週飲んだワイン。今さらながらメモです。

当ブログ初となるニュージーランド。オーストラリア大陸を前に霞みがちですが、立派な銘醸地であります。記念すべき1本目はメルロ。新世界らしく強い香りに溢れています。でもそれ以外これといった印象はなく、デイリーらしい味わいでありました。好きな味なんだけど軽すぎる感じが。。。
昨日はワインスクールで知り合った皆さんとワイン会。
スペシャルゲストに葉山考太郎氏をお迎えして、西麻布はRUBYというお洒落なワインバーで開催しました。

メンバーが揃うまでのウェルカムドリンク?としてまずは Roederer Estate Brut N.V. を頂きました。こちらは以前に楽しんだことありで、今ワイン会の主催者の方がプライベートで持ち込んで頂いたものです。最近泡好きになりつつある私としては嬉しい限りでした。


そしてメンバーも揃い、いよいよワイン会スタートです。
今回のワイン会はRUBYさんにオススメワインを選んで頂き、それを楽しむという趣旨です。そして皆さんで楽しむために全てブラインドで供されることになりました。

それでは、ワインバーの上品な雰囲気に飲まれかけていた緊張も Roederer で解きほぐしたところで、1本目はこちら↓↓

Vin d'Alsace 2000
※今回はお店の雰囲気をダイレクトに伝えるため、蝋燭光でお楽しみ下さい。

【銘柄】Geraed Suhueller et Fils Riesling 'H' 2000 / ジェラール・シュレール・エ・フィス リースリング ‘アッシュ’ 2000
【種類】Blanc / 白
【原産地】Alsace / アルザス
【品種】Riesling / リースリング
【コメント】グラスを近づけた瞬間にやや甘い木なり果実の香りとともに特徴的な石油香(葉山氏によれば油粘土の香り)を感じる。これはリースリングだ!と当たりをつける。次にこれはドイツかアルザスかと考えるも、それを決定づける根拠がない。。。品種の特定は合格として、地域の特徴を掴む必要があると感じました(ワイン会で私は何を考えるのか!?)。
お味はもちろん文句なし。デイリーでは本当に安白しか飲まないので、少しでも複雑みを感じると、すぐに飲まなきゃ損センサーが反応します。
こういうのを飲むと、白の三大品種としてのリースリングを思い知ります。もうちょっと日常的に飲むようにしよう。


さあ、“ウコンの力”注入済みの私はまだまだ酔いません。続いてはこちら↓↓

Calera Reed Vineyard 1997

【銘柄】Reed Vineyard Mt Harlan Pinot Noir Calera Estate 1997 / リード・ヴァインヤード・マウント・ハーラン ピノ・ノワール カレラ・エステート 1997
【種類】Red / 赤
【原産地】 Central Coast / セントラル・コースト
【品種】Pinot Noir / ピノ・ノワール
【コメント】赤1本目。ブルゴーニュグラスで供されたので、ピノ・ノワールの可能性は高い。色も淡く、香りも上品。ベリー系の香りと湿った土のような腐葉土のような印象。これはブルゴーニュ!と言い切りたいところだけど、それではあまりにストレート。皆さんもこれには悩んでいる感じ。私の直感は太陽燦々のイメージからブルゴーニュでもコート・ド・ボーヌ。しかもサヴィニ・レ・ボーヌだ!(ボーヌはこれしか知らないだけ)。
ま、正解はカリフォルニアでした。カリフォルニアは近年高級ワインを大量に産出しているという話は知っていますけれど、ピノでこんなに美味しいのは初めて。
ちなみにこれ、ネットで調べたらなかなかのお品。この場で価格を提示するのは無粋の極みなので自粛しますが、記念すべき一本でした。


いよいよ酔いも回ってきておりロストメモリーゾーンも目前ですが、今日は美味しいワインをとことん楽しめそうな感じなので、パンやチーズを口に入れつつ(チーズも美味しかった~)3本目~↓↓

Chateau Lanessan 1989

【銘柄】Chateau Lanessan 1989 / シャトー・ラネッサン 1989 
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Haut-Medoc / オー・メドック
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランなど
【コメント】赤2本目はボルドーグラスで。色も濃く、カベルネ主体であるなと勝手に想像。香りをとった瞬間に思うこと。ぴ~まん~。
その他に色々な香りがあると思いますが、私の鼻はピーマン一色。カベルネ・フランのみ?と思ってしまうくらい。正直、これを飲むんすか?的な感じでした。
口に含んでみるとこれまた驚きのお味。果実味に溢れていてピーマンとの対照的な味わいが独特。これには驚きました。香りからくるイメージを良い意味で裏切られた感じ。堪りません。
こちらのシャトー。格付けには入っていないけれど、熟成するとなかなかのお味になるとのこと。投機買いではなく、美味しいもの買いとして狙い目か?
香りをとった時、今までの傾向からそこそこのワインが出てきているはずなのに、樽香がほとんどしないことが気になっていましたが、どうやらこちらのシャトーはあまり新樽は使用していないとのことでした。こういうこともテイスティングのヒントになるのですね。勉強勉強。


このあたりで、アルコール酔いというよりも“酒”に酔って参りました。ウコンもこの領域は止められないようで(止められたらかなわない)、テンションも上がってきます。

Amarone Classico della Valpolicella 1986

【銘柄】Amarone della Valpolicella Classico Riserva, Sergio Zenato 1986 / アマローネ・デラ・ヴァルポリッツェラ・クラシコ セルジオ・ゼナート 1986 
【種類】Tinto / 赤
【原産地】Amarone della Valpolicella / アマローネ・デラ・ヴァルポリッツェラ
【品種】-
【コメント】赤3本目。色はカベルネほど濃くもなく、ピノほど淡くもなく。どんなワインだろうと思いながら香りをとった瞬間に、異次元の香りがしました(大袈裟ですが“あまり経験がない香り”という意味です)。こりゃなんだ?
なんとなくベリー系を主体とした果実味溢れる感じから南方を思わせる。ローヌ?経験上フランス以外を思い浮かべることが少ない私の第一印象。
正解はイタリア。複雑さもあり、酸味とタンニンのバランスも良く美味しいワインでした。


これで、当初予定していたワインは終了。でも、皆さん(私も含め)まだまだ飲み足りない。追加で頂くことに。

Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers 2000

【銘柄】Chambolle-Musigny 1er Cru 'Les Sentiers' Domaine Herve Sigaut 2000 / シャンボール・ミュジニー ‘レ・サンティエ’ ドメーヌ・エルヴェ・シゴー 2000
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Chambolle-Musigny / シャンボール・ミュジニー
【品種】ピノ・ノワール
【コメント】残念ながらここまでくると味わいの記憶が曖昧に。。。あ~美味しいな~と思った記憶だけが残っております。それはそれで幸せですが、これでは単なる酔っ払い。。。


ぼちぼちロストメモリーゾーンに突入です。
そして、次のワインでピリオドとなりました。

Olivares 2004

【銘柄】Olivares 2004 / オリバーレス 2004
【種類】Tinto / 赤
【原産地】Espana / スペイン
【品種】?
【コメント】ピリオドは甘口の赤。デザートワインになるのかな?濃厚でイチゴジャムをさらっと飲んでいるような感覚。後味スッキリ。エチケットのみの情報なので、これが何者かは不明です。


いや~。飲んでしまいました。
一つ一つのワインにここまで感動しながら飲んだことは初めてではないでしょうか。これもソムリエさんのチョイスとスクールの皆さんの面白話があってこそのものだと思います。
美味しかった~。そして楽しかった~。

葉山氏とGAZNAK氏が葉巻(シガー)を愉しんでいたので便乗して頂きました。

シガーを存分に愉しむまたはち氏↓↓
葉巻を吸うまたはち氏

この男。一度東京湾に沈めた方が世のためかもしれません。。。


ワイン会も終了し、もちろん終電は終わっているので、どう帰ろうかを考えながら歩くことに。比較的足下もしっかりしていて、久々にiPodを存分に楽しみながら歩いていたら西麻布から三軒茶屋まで歩いていました。
ここら辺で酔いも醒めてきて、足の疲労も感じられるようになってきたのでタクシーで無事布団まで辿り着きました。
第81回アカデミー賞作品賞受賞作品。
2月に発表されてから公開されるのを今か今かと待っていました。そしてついに公開日4/18を迎えたのであります。

映画雑誌を読むほど映画好きでもないので、事前に得た知識は予告編のみ。インドのスラムで育った少年がクイズミリオネアで最終問題まで到達する話。最終問題に正答するのか?最終問題に正答してからの話なのか?それすらもわからない。ただ、予告編の限りではすごく面白そうだ。これは間違いない。


-----以下映画の内容に触れる部分があります-----


観終わっての感想は、まずスケールの大きい映画と感じた。全体を通して大きな流れがあり、それが集結に向かって進んでいき気持ち良く終わる。想像より打ち震えるような感覚や感動はないが、それは期待というフィルターを通して観ていたからだと思う。期待という先入観は感覚を鈍らせる?いや鋭敏にし過ぎるのかな。

何が作品賞か?という受賞作品も過去に数個ある。でも本作はストレートに受賞作として分かりやすい。細かい部分で突っ込みどころは満載だったけれど、そんなの関係ない。
今まで観てきたノミネート作品(ベンジャミンバトンフロスト×ニクソン)と比較してもスケールがちょっと違う。キャラクタ、音楽も素晴らしい。そしてそれ以上に監督が素晴らしいので、それがスケールという形で印象深く残るのでしょう。
映画館で観たい一作でした。

日経1年生! (祥伝社黄金文庫)日経1年生! (祥伝社黄金文庫)
(2008/04/11)
長谷部瞳と「日経1年生!」製作委員会

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日本経済新聞Podcast「長谷部瞳は日経1年生」。皆さんはご存知ですか?
残念ながら3月いっぱいで終了してしまったけれど、iPodを購入した当初(2年くらい前)からずっと聞き続けていて、長谷部瞳とは誰か?日経の西川さんとは誰か?といったことなど気にせずに2週間毎の配信を楽しみにしていました。

番組の内容は長谷部瞳さんが日経新聞から面白い記事、分からない記事を探し出してきて、西川さんに質問する、といった内容。
長谷部さんが“分からないことは分からないとはっきり言う”という姿勢から、今さら恥ずかしくて聞けないような株式とは?お金とは?といったことから、サブプライムローンとは?株式公開買い付けとは?といったやや難解なことまで西川さんにガンガン質問をぶつける。
そして西川さんがその質問について、分かりやすい例えなどを用いて丁寧に説明してくれる。

番組自体はシンプルなもので、それ故内容が充実していて面白い。
番組を通してだんだんと成長していく長谷部さんの話を聞くのもまた一興。

終了してしまって非常に残念ですが、4月より長谷部瞳さんに代わり、西川里美さんが新しい質問者として週一配信番組としてスタートしています。回答者としては変わらず日経の西川さん(同姓なんですね)が出演しています。


そんな「長谷部瞳は日経1年生」の書籍です。
番組で放送した内容を本にまとめたスタイルで、Podcastを聞いていれば特に目新しいことはありませんが、本を購入すると西川さんの写真を見ることができます!(そんなに重要じゃないか?)(個人的に赤のS2000を愛する西川さんの声と人柄に惚れています)

会社の同僚が持っていたのでお借りして読みましたが、記念碑的なものとして面白いと思います。
時事問題なのでやや古くさい感じもしますが、株式やお金などの基本的な内容も記載されているし、就職活動のコツについても丁寧に解説されています。学生さんが読むのに良いのではないかな。文章も口述形式で分かりやすいです。
シャンパンの教えシャンパンの教え
(1997/09)
葉山 考太郎

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当ブログでお馴染みの葉山氏の著書。残念ながら本書は絶版状態のため入手困難なのです。中古ならamazonで購入可能ですが、プレミアム価格のためちょっと手が出ない。もちろん近所の古本屋には置いていない。
そこで入手するのは半ば諦めていたのですが、葉山氏とのワイン会で偶然(確信?)見つけてしまったので、強引にお借りしてしまいました。(葉山先生ありがとうございます)

構成はワイン道と同じで、本文と注釈(余談)が上下段に分かれている。
本文を外れて余談で感心してしまうこともあり、雑学知識的なところに目が行ってしまう私としては、なかなか読み進められない。

通っぽくみせるシャンパンの飲み方から、シャンパンの製造方法、ジェームズ・ボンド、世界のシャンパン、オススメシャンパンとまさに泡づくし。
シャンパンについての知識が一層深まること間違いなしだが、おかしなことに宝塚や歌舞伎の知識もついてくる不思議な本。

エセ、ホンモノ問わずワイン通なら本書を読んだ直後はシャンパンを買いに行ってしまうと思う。私は早速ワインショップを見に行ってしまいました。今までシャンパンコーナーに足を運ぶことはなかったですからね。
これからの季節、シャンパンはまさにうってつけ。新しいものにどんどん食指が伸びています。


堅苦しくないフランクなシャンパン専門書として是非手元に置いておきたい。
再版を切望します。
昨日はなんとなんと葉山考太郎氏のワイン会に参加してきました。
当ブログでも何回か紹介しておりますが、葉山氏はワイン関連の本(ワイン道クイズでワイン通偏愛ワイン録など)を書かれているワイン道を極めし御仁であります。先日の修了記念パーティでご挨拶したのをきっかけにワイン会開催の運びとなりました。

場所は葉山氏の潜伏する某所で、ワインはみんなの持ち込みです。

葉山氏ワイン会1
ずらっと並んだワイン達。料理は近くのスーパーのお総菜コーナーから持ち寄りました。プレートに分けるとそれっぽく見えるから不思議。

葉山氏ワイン会2
泡を冷やすには冷水に浸すのが一番。ということで火鉢の意外な利用法です。フルボトル5本は入るとのこと。


Cava(スペインのスパークリングワイン)で乾杯し、その後は片っ端からワインを空けていきました。
持ち込みの利点を生かし様々な種類のワインを楽しみました。

テイスティング以外で飲むのは初のシャンパーニュ。Taittinger/テタンジェ(ロゼ) と Veuve Cliquot/ヴーヴ・クリコ 。
飲んでみるとやはり美味しい。香りに品があるような感じです。

その他に Gevrey-Chambertin/ジュヴレ・シャンベルタン 、 Clos-Vougeot/クロ・ヴジョ といったブルゴーニュの偉大なワイン達や、ボルドー・スペイン・イタリア、そして酒精強化ワインまで登場しました。
飲み進むにつれ、どんちゃん騒ぎ状態に。シャンパンの泡と一緒に明日は仕事ということがすっかり飛んで行ってしまいました。

葉山氏の面白話も楽しく、またジャズやシガーのお話しは興味深かったです。お気に入りのCDを聞かせて頂き、久しぶりに「枯葉」で鳥肌立ちました。やはりジャズは気持ちいい。

楽しいお話しとともに酒と音楽に酔った素晴らしいワイン会でした。


そして今朝。月曜の朝とは思えぬ強烈な二日酔いを全身に感じながら、悪夢のような午前中を過ごしたのでありました。

まだ復調していないので、飲んだワインの詳細などは追記する予定です。


【追記】
自分の持ち込んだワインはしっかり記録しておかなければ。。。
気合いの赤白1本ずつを持ち込みしました。


Saint Aubin 1er Cru Le Charmois Domaine Lamy Pillot 2006

【銘柄】Saint Aubin 1er Cru Le Charmois Domaine Lamy Pillot 2006 / サントーバン・プルミエ クリュ ル・シャルモア ドメーヌ・ラミィ・ピヨ 2006
【種類】Blanc / 白
【生産者】Lamy Pillot / ラミィ・ピヨ
【地域(国)】Bourgogne (France) / ブルゴ-ニュ (フランス)
【品種】シャルドネ100%
【購入価格】\5,000くらい
【購入店】ヴィノスやまざき 有楽町店
【購入日】 2009/4/12
【コメント】白は大好きなシャルドネ。シャブリを購入しようと思いヴィノスやまざきへ行きました。そこで店員さんのイケメンソムリエ兄ちゃんに「美味しい白ください」と伝えたところ、こちらを激しくオススメしてくれました。あまりのイケメンっぷりにオススメっぷりに負けて購入。
滅多に飲まない(飲めない)ブルゴーニュなので丁寧に飲もう(ブログでもいまだ1本しか飲んでおりません)。と思いきや、やや酔い始めだったこともあり深く味わいもせずにスルスルッと飲んでしまいました。
これの前に飲んだ同じく白のソーヴィニヨン・ブラン主体の Les Hauts de Smith Blanc 2004/レ・ゾート・ドゥ・スミス ブラン が印象深かったからかな。でもするする飲んだということは良いワインだ。


Reignac Cuvee Speciale 2003

【銘柄】Reignac Cuvee Speciale 2003 / レイニャック・キュヴェ・スペシャル 2003
【種類】Rouge / 赤
【生産者】Chateau de Reignac / シャトー・ド・レイニャック
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン
【購入価格】\5,000くらい
【購入店】ヴィノスやまざき 有楽町店
【購入日】 2009/4/12
【コメント】赤は最近流行のメルロで決定。同じくイケメンソムリエに「美味しいメルロください」と言ったら何本か見繕ってくれたが、このちょっと変わったラベルに惹かれて購入。先ほど調べたら「神の雫」ワインだったんですね。なんとなく残念。
お味の方はというと、果実味とちょっと土っぽいニュアンスが混じって落ち着いた感じ。柔らかい酸味と穏やかなタンニンがバランスよくて美味しかった。これはなかなかのお手前かと。



随分長々と書いてしまいましたが、心ゆくまでワインを楽しむことができたな~。
二日酔いがなければいうことないんですけど。と思いながら懲りずにまた飲んでしまうんですよね。
はい、知ってます。
Montes Alpha Syrah 2006

【銘柄】Montes Alpha Syrah 2006 / モンテス・アルファ・シラー 2006
【種類】Tinto / 赤
【生産者】Montes S.A. / モンテス S.A.
【地域(国)】Colchagua Valley (Chile) / コルチャガ・バレー (チリ)
【品種】シラー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン7%、ビオニエ3%
【購入価格】\1,488(単品価格\2,310)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/1
【評価】★★☆☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第38弾」2本目。
週末なので、ちょっと美味しそうなワインを飲もうということで、最近ネットで目にする機会が非常に多くなってきたMontesを選択。

シラーを飲むのは久しぶり。黒に近い濃い赤紫がタンニンお化けの様相を呈している。ワインスクールで学んだことを思い出しながら、生肉の香りを探すと、しっかりそこにありました。樽香も十分。
口に含むと思ったよりタンニンタンニンしていない。ちょっと拍子抜け。酸味もしっかり感じられてバランスは良いと思う。でもちょっと軽やか過ぎる気が。。。飲みやすいけれど薄っぺらいかな。2000円越えはぎりぎりのラインだと思う。他の品種も興味あり。
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
(2009/01/15)
本田 直之

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お久しぶりの本田直之氏。
著者のレバレッジシリーズをあらかた読んでしまったので、しばらくはお腹いっぱいと思い一年近くご無沙汰でした。本屋で平積みされていたので何気なく読んでみて何気なく買ってみた。

最近の流行か文字が大きく、行間広く、やるべきことが数値化されている。55の法則はやや多い気がするが、これはゴロだと思いスルーする。
要約すれば、面倒くさいことは先送りにすることによってさらに面倒になるので、究極の面倒くさがりになって、面倒くさくなりそうなことを面倒になる前に済ませてしまおう、ということ。そのための方法が書かれている。
そして、お約束通りの結論、そもそもそれが面倒である、に辿り着く。

しかし、そんなことは帯を読んだ時点でわかりきっていることである。本書はそんな面倒になりそうなことをうまくいくようにする指南書、という形にかこつけて、様々な人生訓と毎日の心がけを教えてくれる。

文字が大きく、行間広く、文字数は少ないが、ほ~と思うことが多い。その読みやすさを武器に、トイレなんかに仕込んでおけば、たまにパラ見するだけで十分価値があると思う。1000円(税抜)という価格が安く感じます。
詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口
(1999/09)
デヴィッド・W. モラー

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あえて「ビジネス」のジャンルにエントリしてみた。

先日エントリした私の最も愛する映画「STING」。その監督であるジョージ・ロイ・ヒルがこの映画をつくるきっかけ(元ネタ)となったのが本書。米国で1940年に上梓されたものだが、長らく絶版となっていて1999年に復刊したようだ。

詐欺師入門とあるが入門書にして卒業書になるのではないだろうか、と思うほど充実した内容。
1940年頃に流行していた信用詐欺について、二人組でやる小さなものから、お店を使って壮大に引っかける大掛かりなものまで、その詳細について丁寧に丁寧に教えてくれる。

詐欺というとどのようなものを思い浮かべるだろうか。私はまず振り込め詐欺を思い浮かべる。これもある意味信用詐欺の一つだ。相手を信用させてお金を振り込ませるという初歩の初歩。

では、本書にある詐欺は同じようなものなのか?これが全然違う。振り込め詐欺との決定的な違いはカモに下心があるかないかだ。

本書にみられる詐欺に引っかかるカモは、不正にお金を儲けられるという口車に乗って、まんまとひっかかる。大掛かりな詐欺というのは、銀行や警察がグルにならないと仕事が成立しないことが多い。そのため、これらの人を買収するのは当然のこと。「STING」を観ていてもそれはよくわかる。
警察が詐欺師の買収に容易く応じるのにも、被害者であるカモが必ず下心を出して、不正にお金を儲けようとして引っかかるから、という自業自得な部分があるので詐欺師に対して寛容になるというのだ。

怪盗ルパン、石川五右衛門ではないが、詐欺師は正直者から巻き上げることが出来ない。一般的に思われている正直者は引っかかりやすいという考えとは真逆だ。

本書では詐欺の手口はもちろん。仕事をしていないときの詐欺師の生活や、面白いエピソードを飽きることなく、面白く伝えてくれる。

大半の話は詐欺師の証言に基づいて書かれているが、気をつけなければならないのは、そのエピソード自体が詐欺師によって語られている時点で、読んでいる私は騙されている可能性が高いということである。
座右のニーチェ (光文社新書)座右のニーチェ (光文社新書)
(2008/06/17)
齋藤孝

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先日読んだ『座右のゲーテ』が非常に面白かったため、続編?のニーチェも読んでみることに。前著と同じく、ニーチェの言葉を取り出し、それについての意味や著者の見解が述べられている。
もちろん、にわか読書野郎の私はニーチェについて、名前は知っているけれど読んだことはない、詩人なのか小説家なのかも知らない。ただ『ツァラトゥストラ』は交響詩にあるので知ってた。

著者はニーチェを「毎日に効く思想を唱えた人」と言い切る。確かに、読み進めていくとニーチェは常に前を向いていて、立ち止まったり後ろを向いている人は痛烈に批判する。そして、人生の歩み方について言葉の端々からそれとなく語っている。それがまた深い。
恐らく私が原書を読んでいても気が付かないと思う。著者がその一語一語を拾い上げ、そして注釈を加えることによって、何気ない文章の中に込めた思いというものが伝わってくる。

本書を読んで『ツァラトゥストラ』を読まないわけにはいかない。そして再びamazonへ。
Norton Barrel Select Cabernet Sauvignon 2005

【銘柄】Norton Barrel Select Cabernet Sauvignon 2005 / ノートン・バレル・セレクト カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
【種類】Tinto / 赤
【生産者】Bodega Norton / ボデガ・ノートン
【国】Argentina / アルゼンチン
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン100%
【購入価格】\1,488(単品価格\1,785)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/4/1
【評価】★★☆☆☆
【コメント】エノテカ「店長本気でおすすめ6本セット 第38弾」から。第36弾で当たりが多かったので購入。
1本目は以前にシャルドネを飲んで美味しかったBodega Norton。

グラスに注いだ瞬間に、鼻を近づけなくても分かる熟した赤系ベリーの香りが溢れる。そしてチョコレートを思わせる甘い樽香。“フレンチオークの新樽で12ヶ月熟成”という売り文句の通り、樽香が際立っている。個人的にはもうちょっと抑えて欲しいところ。
味わいは陽気むんむんで、干しぶどうの皮を口いっぱいに含んでいるかのような感覚。むせ返りそうになる。カベルネ100%にしてはタンニンがちょっと弱いかな。
好みではないので残念ながら二つ星。でもコスパを考えると余裕の三つ星でしょう。
Chateau Bourdieu


【銘柄】Chateau Bourdieu "Cuvee Tradition" 2004 / シャトー・ブールデュー “キュヴェ・トラディション” 2004
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Premieres Cotes de Blaye / プルミエール・コート・ド・ブライエ
【生産者】Chateau Bourdieu / シャトー・ブールデュー
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン10%
【購入価格】\1,163(単品価格\1,554)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★★★☆☆
【コメント】うきうき高級ボルドー赤6本セットの6本目。
やや諦め気味のこのシリーズ。随分長い間飲んできた気がします。月曜の重い脳味噌に合わせ、ある意味うきうきにとどめを刺そうかという勢いで抜栓。

コルクを抜くときにわずかな違和感。あれ、随分長い。
私の使用している酒屋の景品みたいなソムリエナイフでは抜ききれない。中折れしそうな気配をにじませているので、指でくにくにしながらゆっくり引き抜く。長いコルク=高級ワインの図式が頭にある私。これって安ワインだよな~と再確認。

グラスに注ぎ香りをとる。あれ?
果実、腐葉土、なめし革、そして樽香がはっきりと漂ってくる。あれあれ?ボトル間違えた?と思いwebページを再確認。うきうき6本目に間違いない。

最後に当たりが来ました!複雑な香りとメルロっぽい滑らかな舌触り。味わいもチョコレートのようなニュアンスがあって、なかなか楽しめる。これは四つ星かなと思いながら飲んでいると、1~2時間する頃に、何となく味気なくなってきました。
鼻が慣れて効かなくなってきたのかと思いましたが、明らかに力強さが失われている。。。

気のせいかもしれないけれど、ちょっと薄くなってしまったようです。第一印象が良かっただけに何やら残念な。
こういうワインもあるのですね。気のせいでなければ。。。
【F1マレーシアGP決勝、雨でレースが中断、優勝はブラウンGP! 中嶋12位】
http://sports.yahoo.co.jp/f1/article?a=20090405-00000007-fliv-moto

中嶋12位はひとまず置いといて。

ブラウン2連勝!赤旗中断かつ途中終了のため実力を反映した結果では無いにしても、これは異例だ。まず現時点でのコンストラクターズポイントが異常。
赤い跳ね馬が見えない。2戦終了して現時点でポイントゼロ。。。ぽ、ぽいんとぜろ!?ありえん。赤馬陣営にとって悪夢としか思えない結果だろう。そして、昨年の覇者である銀河帝国はというと、ポイント1。。。なんぞこれ?

正直ブログにF1のネタってあまり書くことないのです。今までだって琢磨の情報や、ホンダの情報程度しかエントリしてませんでした。ところが今シーズンは書きたくなってしまう。こんなネタが転がっているのを放っておけない。

昨年は最後までもつれる展開で面白かったけど、それはあくまで王者対決。言うなれば全勝同士の横綱がぶつかり合うような印象でした。でも今年は違う。関脇・小結クラスが割拠しているのです。アクシデントがあったとはいえ金星だらけ。座布団が舞に舞っている状態。

次回中国GPは4/19。ここで馬が跳んでこなければ今年は歴史に残るシーズンになるのではないだろうか。
数学のリアル数学のリアル
(2008/06/14)
桜井 進

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気分転換に数学の世界に入りたくなったので本屋さんで購入。著者である桜井進氏の著作は以前に読んだことがある。こちらは非常に面白く、数式の世界にぐんぐん引き込まれる、しばらく脳味噌が数式化してしまったほど。

本作は、難しい数学の世界の話を身近なものに例え、どのようなものが数学的意味を持ってつくられ、そして動いているかをやさしく教えてくれる。と言いたいところだけど、結構やさしくない。

やさしく教えてくれそうな導入部とは裏腹に、大事なところはやはり難しい。気楽に読むつもりで構えていると、あっという間に難航という海路に出てしまう。
易しいテーマからの導入は取っつきやすいけれど、肝心な部分とのギャップがあるために、却って難しく感じてしまうのかな。

内容自体もこじつけみたいな部分が多く退屈でした。以前に読んだ本の方が、ある程度構えて読んだ分、面白く、そして深みを感じました。ちょっと残念。
この上ないタイミングで週末を迎えたのではないでしょうか。
曇天ながらも花萌え出る空気に誘われ、いざお花見に。もちろんリュックにはこの日のためのワインが入っております。

御犬様と一緒に丸子川から多摩川河川敷まで、いつもより時間をかけて、のんびり散歩。


さっそく川沿いに咲き乱れる一群を発見。足りぬわけでも散るわけでもなし。まさに満開。
丸子川の桜群



河川敷に出て、二子玉川方面を臨む。巨大マンションの建設も着々と進んでいます。新しく陽に当たる部分が増えれば、同じ分だけ陰になる部分も増えるのです。川向こうに富士が見えなくなるのは寂しいですね。

いつもは通行の邪魔に思われる枝の張り出しも今日は無礼講。
河川敷の桜と二子玉川



集合時間に少し早かったので、休憩も兼ねて読書を楽しむことに。
青い芝に豪快に寝転がる。御犬様もしめたとばかりに腹に寝転がる。芝の香りをいっぱいに吸い込むと、どこからともなくお肉を焼く臭いが。。。腹が鳴る。
河川敷の桜と武蔵小杉



小一時間もすると全員集合したので小宴会に。
花より団子、団子より寿司、寿司よりワイン。ということで、ワインに慣れない方もいるのでオールマイティなスパークリングワインをチョイス。プラコップで飲むので価格はややお安めに。
De Chazelle N.V.



御犬様もおやつを頂きご満悦。

ゆきのすけと桜
「さあ、参ろうか」

どこへ?



御犬様の勢いに負け、帰りもお花見。

丸子川の桜
遠くから眺める桜もまた良し。枝振りといい華やかさといい、本日一番の桜でございました。



何年か前のJRのCM「そうだ 京都、いこう」で、こんなコピーがありました。

「地球にポッと桜色になっているところがあるとしたら… 京都です。」

このシリーズ大好きです。コピーでは京都になっていますが、桜前線とともに日本が桜色になっていくのです。素敵ですね。



最後に、私のご近所で一番好きな場所。昼も良いけど、夜はもっと良い場所。

神学院前の桜のトンネル
桜のトンネルです。どこまでも続いていて欲しい。大切な人と歩きたいですね。
若きウェルテルの悩み (岩波文庫)若きウェルテルの悩み (岩波文庫)
(1978/12)
ゲーテ

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先日読んだ本の影響から早速購入。もちろんゲーテの著作を読むのは初めて。

ロッテへの狂おしいまでの愛が、親友ウィルヘルムに宛てた手紙を通してヒシヒシと伝わってくる。
書簡体という形式をとることで、脳味噌の中を覗いているかのようだ。

自分の考えていることをストレートに文章にする、脳味噌の中身をさらけ出すような文章を書こうとするとどうしても散文調になってしまい、うまく伝えることができない。そこで体裁というフィルターを通して書くことになる。そうすると、今度は面白みのない文章になってしまう。
ブログの記事を書いていて思うことは、考えていることをストレートに文章にして伝えることができればいいな、ということ。

ウェルテルを通してゲーテの考えていることがダイレクトに伝わってくるので、読み進めていくうちに自分とシンクロしてくる。共感する、というような客観的な表現ではなく、共鳴するような感じ。

ゲーテの他の作品も読んでみたいですね。amazonに行ってきます。
本をよく読むようになったのは今から約2年前。きっかけはエンジニアから営業の世界へ飛び込んできて、大きな壁に突き当たったことから。交渉の仕方、企画書の書き方など分からないことだらけで効率も非常に悪く、会社に泊まり込んで仕事をするということがよくあった。7名ばかりの小企業だったこともあり周囲にはアドバイスをくれる人が誰もいない。

そこで助けを求めたのが本の世界でした。

何冊か本を読んでいくうちに、本から学ぶ重要性を知り、どんどん引き込まれるようになりました。
仕事術、自己啓発本などを読みあさるうちに、自分の生き方に対して改めて考えるようになり、遂には転職は決意。振り返ってみると、ちょうどその頃からブログを書き始めました。


前置きが長くなった。
何が言いたいかというと私の読書歴は短いということ。そのため効率的な読書ができているのか疑問に思う。ブログに残すというアウトプット行為で、少しでも自分の血肉にしようとしているけれど、同じ本を読んだ人と話したりブログの記事を読んだりすると、私よりも内容を深く理解していると感じることが多い。

それでは本に答えを教えてもらおう。速読関係の書籍とは違う、読書という行為に重点に置いた本を読むことに。
ということで今週は“読書”重点週間にしました。


読書術 (岩波現代文庫)読書術 (岩波現代文庫)
(2000/11)
加藤 周一

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1962年に書かれた本ながら今でも十分通用する内容(もちろん改訂はされていますが)。読書とは何か、どこで読むか、という基本的なことに始まり、様々な読書術を紹介してくれる。
目次を眺めると「精読術」「速読術」「読書術」「解読術」「看破術」「読破術」とあり、こんなにあるのかと思ってしまうほど。
本にはゆっくりと精読する本と、速読する本がある。その両者を見極め、適切な読書をしなくてはならない。
古式ばった感じでもなく読みやすい文体で、読書についての理解が深まる本でした。



本を読む本 (講談社学術文庫)本を読む本 (講談社学術文庫)
(1997/10)
モーティマー・J. アドラーC.V. ドーレン

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勝間和代氏推薦という帯がある。どこかで耳にしたタイトルだなと思ったわけだ。
読書という行為を4つのレベルに分けて、自分の読書レベルにあわせてどのような読書を行うべきか考える。著者のことわりにもあるように、レベルという表現を使用しているからには、それは段階的なものであり、始めから第4レベルの読書ができるわけではない。

全体的にどこかで読んだことのある内容だなと感じるのは、本書が多くの人に読まれ、共感され、その内容を広める人がいるからだろう。読書ということの教科書的な本でした。
ただ、外国書のため、引用される本ももちろん外国文学本が多く、教養のない私にはなんじゃそりゃと思う場面が多かった。



読書について 他二篇 (岩波文庫)読書について 他二篇 (岩波文庫)
(1983/01)
ショウペンハウエル

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読書の本というよりは、読書に関する哲学書。
のっけから「多読は慎むべき」とあり、今の自分の考えとの相違に面食らった。その根拠は、「読書とは思索の代用品である」から。他人の踏み固めた道を歩いてばかりいては、自分の思索は深まらない。本を読むなとはいわないが、多く読めばいいというわけでもない。悪書を読んではいけない。
「人生は短く、時間と力には限りがある」ので、良書を読むべきだ。では、良書を読むための条件は何か?それは「悪書を読まぬことである」

ごもっとも過ぎて笑いました。
読書という思想に触れる一冊でした。



以上のような三者三様な著作に触れ少しでも自分の糧になっただろうか。
一回の読書で得られることには限りがある。今後また、振り返って読んでみよう。
先のエントリにて初の五つ星を認定しましたが、今さらながらこれも五つ星だなということで掲載します。

Vega-Sicilia

【銘柄】Vega-Sicilia "UNICO" 1990 / ヴェガ・シシリア ウニコ 1990
【種類】Tinto / 赤
【原産地】Ribera del Duero / リベラ・デル・デュエロ
【生産者】Bodegas Vega Sicilia / ボデガス・ベガ・シシリア
【国】Espana / スペイン
【品種】テンプラニーリョ
【購入価格】オークションにて落札
【購入店】ADV
【購入日】 2009/3/21
【評価】★★★★★
【コメント】こちらの酔いに酔いまくったコメントでお楽しみ下さい。
Chateau Haut Veyrac 2001

【銘柄】Chateau Haut Veyrac Saint-Emilion Grand Cru 2001 / シャトー・オー・ヴェイラック サンテミリオン・グランクリュ 2001
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Saint-Emilion Grand Cru / サンテミリオン・グランクリュ
【生産者】Chateau Haut Veyrac / シャトー・オー・ヴェイラック
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ約75%、カベルネ・ソーヴィニヨン約25%
【購入価格】\3,980
【購入店】ヴィノスやまざき 有楽町店
【購入日】 2009/2/10
【評価】★★★★★
【コメント】テポドン襲来に備え、思い残すことは少しでも無くそうと考えお楽しみワインを抜栓。
ヴィノスやまざき有楽町店のテイスティングバーで飲んだ時に美味しかったので購入したもの。

まだまだ短いワイン歴ながらも、名前を聞いただけでちょっとテンションが上がるのがボルドー右岸。最近お気に入りのメルロが主体、というのがその理由。その中でもサンテミリオン、ポムロールは滅多に飲まないので憧れの感が強い。というかポムロールは飲んだことがない。
当ブログでもサンテミリオンは初ですね。

やや古めのヴィンテージだけあって、茶色がかった赤色が熟成を感じさせる。若いものばかり飲んでいるのでメルロは鮮やかな赤色の印象が強い。経験のない世界への期待感が膨らむ。

一通り色を楽しんだ後に、いよいよ香りをとってみる。(ここら辺いつもより丁寧です)


・・・


お待ちしておりました、貴方のようなワインを。と呟きそうになりました。


未熟な赤系ベリー、腐葉土、トリュフ、なめし革、スパイス、チョコレートなど様々な香りが息をひそめている。主張してくる、というよりは上品に控えているような印象。香りだけでチーズ1ブロック楽しめそうだ。

口に含むと、果実味とともに酸味としっかりしたタンニンが感じられる。そこに息を吹き込んでやると、まるで蕾が開くかのように香りが溢れてくる。これがまた複雑で濃厚なため、新しい空気を吸い込まないと落ち着かない。
余韻も長く、気持ちの切り替えができないので、しばし恍惚とする。スケールの大きいワインとはこういうのなんだろうな。

久しぶりに酒に酔いました。


ここまで書いたことからお分かりのように、かなり美味しいワインでした。当ブログの中ではやや高価ではありますが、これだけ楽しめれば十分。いつ出るのだろうかと疑問に思っていた五つ星に認定です。

テイスティングをしたときはまあまあかなと思っていましたが、その時にこのボトルを購入しようと決めた自分を褒めたい。自分偉い!

初めてもう少し熟成させたときの味わいを知りたくなるワインでした。売れ残りがあったら買ってみて1~2年後にもう一度飲みたい。

ちなみにゴルゴンゾーラとクラッカーを肴に飲んだところなかなか相性は良かったです。
惜しむらくは、しっかりした料理と共に楽しんでみたかったというところでしょうか。次回抜栓する機会があったら是非料理と共に楽しみたい。
Chateau Lafaye 2006

【銘柄】Chateau Lafaye 2006 / シャトー・ラファイエ 2006
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Premieres Cotes de Blaye / プルミエール・コート・ド・ブライエ
【生産者】Chateau Lafaye / シャトー・ラファイエ
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック5%
【購入価格】\1,163(単品価格\1,449)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★★☆☆☆
【コメント】うきうき高級ボルドー赤6本セットの5本目、未だ当たりなし。このシリーズはちょっと諦めてます。

ボルドー右岸のメルロ主体。メルロなら、と淡い期待を抱く。
熟した果実の香りと味わいに溢れており、メルロさ全開といった感じ。ただ、その分タンニンが物足りなく、全体的なバランスでいうと今ひとつ。
ボルドーは混壌が基本だけど、ブドウの出来によって毎年比率を変える理由が分かる気がする。そんなことを考えさせてくれるワインでした。

またはち

Author:またはち
趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
最近はTwitterメインで更新をサボってます。

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