少々お酒を聞こし召し候

大好きなワインの話題をメインに、読書や趣味に走りまくった備忘録。今宵も少々お酒を聞こし召し候。

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Chateau de l'Aubrade 2005

【銘柄】Chateau de l'Aubrade 2005 / シャトー・ド・ローブラード 2005
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Bordeaux Superieur / ボルドー・シューペリュール
【生産者】Chateau de l'Aubrade / シャトー・ド・ローブラード
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン、 カベルネ・フラン
【購入価格】\1,163(単品価格\1,200)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★★☆☆☆
【コメント】うきうき高級ボルドー赤6本セットの4本目。ボルドーのシャトーにしてはややコミカルなエチケットに惹かれて月曜夜のお供に決定。

ボルドーといえば黒果実系の香りというイメージ。ところがこれは予想に反しややベリー系の甘い香り。それにチョコレートとささやかな樽香。
味わいは香りと裏腹にタンニンどっしり。舌が痺れるような感覚を久しぶりに味わいました。時間が経つにつれ少しずつまろやかな感じになってきました。美味しいけれどちょっとタンニンがしんどいかな。
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【F1オーストラリアGP、ブラウンGPが初参戦で初優勝、1-2フィニッシュの快挙!】
http://sports.yahoo.co.jp/f1/article?a=20090329-00000009-fliv-moto

ワインスクールがあったため地上波では見られませんでしたが、Yahoo!ニュースを見て吃驚仰天。
一つ思うことは、これはホンダではありえないことだったのだろうか?ブラウンの買収によってマシンが劇的に変化するとも思えないので、ホンダが継続していても同じような結果を残せたような気も。。。

何はともあれ、まだ新レギュレーションでの第1戦なので分からないことだらけ。波乱の多い豪州GPだし。

晴天の霹靂ともいえるこの結果は、一過性のものなのか持続性のものなのか。

第2戦は来週。今シーズンは早くも目が離せない。
本日よりJSA呼称資格の受験対策講座が始まりました。
JSA呼称資格とは「ソムリエ」「ワインアドバイザー」「ワインエキスパート」の3つ。私が目標とするのは「ワインエキスパート(WE)」。これは20歳以上の方なら誰でも取得可能な資格になります。

ここで皆さん疑問に思うことがあるのではないでしょうか。WEの資格を取得したら何になるのか?
さあ、何でしょう。ステータスかな?一目置かれるかな?

…といった資格です。
要は、特に必要な資格ではないです(あくまで私の実生活においてですよ)。


ではなぜ資格取得を目指すのか?
それは、流れです。←ホント


年初にワインスクールに通うことを決めたときに、世界のワインを飲んで、ある程度勉強すれば満足。と思っていました。ところがこの“ある程度”勉強するということは、私の好奇心中枢を思ったより刺激したようです。もうちょっと詳しく勉強したい、まだまだワインを飲みたい(ちょっと不純ですが)、と思うようになり今期もスクールに通おうと考えました。

丁度8月に試験があるということを耳にしたので、この勢いで資格取得まで一気呵成に攻めてしまおうと受験を決意。
私の性格上この勢いが来年まで保つとは思えないので、今年が勝負です。今年落ちたら二度とモチベーションは上がらない気がします。


WEの資格取得のためには、ボルドーの格付けシャトーを全て覚えたり、ブルゴーニュの村名を覚えたり、世界各国のワイン産地/品種を覚えたりと、ワイン選択のための知恵を恐ろしいほど勉強しなければなりません。
この資格を取得できればワイン選択の幅がより広がることも間違いない!と大義名分を設け(大袈裟ですが)、これから勉強に励もうと自分を奮い立たせるのでした。


長々と前置きを書いてしまった。講義についてはまた次回に。。。
Baron de Breban Brut N.V.

【銘柄】Baron de Breban Brut Blanc de Blancs N.V. / バロン・ド・ブルバン ブリュット・ブラン・ド・ブラン N.V.
【種類】Sparkling / 発泡
【生産者】Les Vins Breban / レ・ヴァン・ブルバン
【地域(国)】Provence (France) / プロヴァンス (フランス)
【品種】ユニ・ブラン80%、シャルドネ10%、コロンバール10%
【購入価格】\1,029
【購入店】京橋ワイン
【購入日】 2009/1/28
【評価】★★★☆☆
【コメント】「ワイン王国五つ星★★★★★」の宣伝文句にあっさり釣られて購入。最近泡を飲む機会が増えております。さすがにシャンパーニュはまだブログに登場していませんが、だいぶ泡の味が分かってきた気がします。

木なり果実系の香りとミネラルな香りが入り交じり、おっ!と思わせる雰囲気を醸し出しています。味わいも果実味に富んでいて淡い酸味との相性が美味しい。
この南国感がなければ私のレベルではシャンパーニュと間違えそう。

コストパフォーマンスは超抜群。ワイン屋に売っていたらついつい買ってしまいそう。
三つ星にしたのは、最近泡を飲む機会が増えたので舌が肥えてきたためかな。上を知ると基準が変動しがちです。

てことは、以前に四つ星をつけたワイン達はちょっと曖昧かも。。。今さらながら
携帯の機種変更しました。

今まで使っていたのはSO703i。購入したその日に機種変申込みしたいくらい使えないマシンでした。
とんちんかんな漢字変換、異常に遅い処理速度、切れる電源。。。切れたことにキレたことが何度あったことか。。。
自分の気持ちを偽りながら今まで騙し騙し使っていましたが、「フロスト×ニクソン」の後にビックカメラに寄ったのが運の尽き。
ドコモポイントが貯まりまくっているのを確認し、最近高騰しまくっている携帯価格を見ないようにしながら無事購入。羽の生えた諭吉が何人も飛んでいきました。

電話機能に加えてインターネット、高画質デジカメ、テレビ機能などを備える携帯が高騰するのは当然なんですけど、10円携帯時代とかを知っているからか、ちょっと腑に落ちない。
なので携帯電話代を分割してまで払いたくないと思い、財布の中の有り金叩き付けて一括で!これならビックカメラのポイント10%付くから少しお得。
そのポイントで2階のワイン売場で何か買ってやれ、と思うもぞんざいに並べられているボトルを眺め、品質管理に疑問を抱く。こうなると価格の安さが逆に怪しい。
【カロン・セジュール2006】が\7,900だったので買おうかと思うも躊躇してしまいました。結局なにも買えず。。。今思うとどうせ浮いたポイントだったから買っても良かったかなとちょっと後悔。次回行って在庫があったらまた考えよう。


ちなみに携帯のおまけで、ドコモだけ一族のストラップを頂いた↓
ドコモだけ一族

なんだこれは。サザエさんか?


ストラップはあまり付けないので、全て我が家の御犬様のおもちゃになるでしょう。ストラップ部分がゴムなので遊ぶの大好きなんですよね。
以前、ベンジャミン・バトンを観たときに、予告編で面白そうだったので、公開初日から早速観に行ってきました。作品賞にノミネートする作品は見たくなってしまうんですよね。

ウォーターゲート事件で辞任に追い込まれたニクソン大統領は、後継大統領のフォードに恩赦を受け罪に問われなかった。しかし、その結果に納得がいかない米国民の不満を知った英国のトーク番組の司会者であるデビッド・フロストは、ニクソンにインタビューをして事件の真相に迫る。といった内容。

映画全体を通してドキュメンタリー風に仕上げられ、インタビューまでの流れは非常に面白い。
ただ、前置きが長いわりには真相に迫るシーンがあっさりし過ぎていて拍子抜け。最後はスッキリとしていて後味はよい映画。

もうちょっとニクソンを追い詰めるシーンを見たいような。フロストを取り巻くサブキャラがもうちょっと引き立つような展開を期待していました。

ドキュメンタリー風の内容に合わせるかのようなカメラワークが独特で面白い。臨場感に溢れています。監督の才能恐るべしといったところ。
主演男優賞にノミネートしたフランク・ランジェラ扮するニクソンの演技がまた素晴らしい。話し方や表情など、ちょっと惚れてしまいそう。この演技を押しのけて主演男優賞をショーン・ペン(「ミルク」主演)の演技も楽しみになりました。


さ、「スラムドッグ$ミリオネア」の公開も近づいているので、しばらくアカデミー賞関連の映画を堪能できそうです。
座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書)座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書)
(2004/05/15)
齋藤 孝

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別に壁に突き当たったから読むわけではない。社会を走っている人は壁に突き当たっていない時などない。だからみんなが読めばよいと思う。

会社の同僚が読んでいるのをパラ見して書店に行って即購入。そして即読了。

まず同僚に感謝。
初めて齋藤孝氏の著書を読みました。一発で惚れました。

本書は、ゲーテの著書からの引用文を元に齋藤氏が解説/解釈を加え、現代社会や日本、生き方を論じるという形式。
ゲーテも素晴らしいし、齋藤氏の解説/解釈も素晴らしい。ジャンルとして“自己啓発”にするも、これはビジネス書としても良いと思う。
随所に人生訓が散りばめられており、その一つ一つを自分に当てはめながら物思いにふける、ということを繰り返していたためなかなか読み進められなかった。

ガツーンときたのは、次のフレーズ。

7 最高を知る (趣味というものは、中級品ではなく、最も優秀なものに接することによってのみつくられる)
12 使い尽くせない資本をつくる (重要なことは、けっして使い尽くすことのない資本をつくることだ)


人生において最高を知るということは重要である。最近はまっているワインにしても、最高の味/香りを知ることは、ワインをより深く掘り下げることができる。

今、私は資本を持っているだろうか?あっという間に出し切ってしまいそうな資本ならいくらでも持っている。では使い尽くすことのない資本は?

それが、夢であり、目標であり、趣味なのでしょう。
それを得るためには挑戦と努力と忍耐が必要なのでしょう。


思い切り壁に突き当たった気持ちになる本です。
でも、それを考えることが壁をぶち破ることに繋がると思います。

ゲーテが読みたくなりました。
Jindalee Chardonnay 2007

【銘柄】Jindalee Chardonnay 2007 / ジンダリー シャルドネ 2007
【種類】White / 白
【原産地】Murray Darling / マレー・ダーリング
【生産者】Jindalee / ジンダリー
【地域(国)】Victoria (Australia) / ヴィクトリア (オーストラリア)
【品種】シャルドネ100%
【購入価格】\1,148
【購入店】ヴァンサンテ 上野毛
【購入日】 2009/3/10
【評価】★★★☆☆
【コメント】近所のワイン屋さんに売っていることから、Jindaleeもカベルネメルロに続き3本目。過去の記事を見ても分かるとおり決して好きな方のワインではない。でも、お店のPOPに「~ワイン雑誌で金賞」の文字が。。。気が付いたらボトル片手にレジに向かっておりました。

若々しい緑みの強いレモンイエローのM--。ミネラルの香りが全面に溢れていて、熟した木なり果実もしっかりと主張してくる。これはかなり期待できる。
口に含むと果実味たっぷりの味わいが広がる。酸味が弱く、ほんのり甘酸っぱく、南方の特徴がよく出ていると思う。アルコール度も14%と結構高め。

ブルゴーニュなどのやや複雑な白と比べると、直球ストレートといったところかな。アルコールが高いためスイスイとは飲めないけれど、コスパは良いと思う。
空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
(2008/01/10)
奥田 英朗

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先日読んだ「イン・ザ・プール」の続編。表題作である「空中ブランコ」は第133回直木賞を受賞した。

「イン・ザ・プール」と同じくトンデモ精神科医・伊良部が巻き起こす、患者との騒動を描く。
短編一つ一つがそれほど面白いわけではないが、読みやすい文体も手伝って、ついつい次の話へと読み進めていってしまう。
「イン・ザ・プール」の時より伊良部医師がだいぶ丸くなった気がする。以前は気持ち悪さが際立っていて、それがまたいい味を出してた。ところが、本作ではキモかわいい名医的な雰囲気になっている。私の視点が変わってきたかな?

続編があるみたいなので、そのうち読もう。今はちょっとお腹いっぱいです。
Chateau Cadet 2004

【銘柄】Chateau Cadet 2004 / シャトー・カデ 2004
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Cotes de Castillon / コート・ド・カスティヨン
【生産者】Chateau Cadet / シャトー・カデ
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン
【購入価格】\1,163(単品価格\1,449)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★☆☆☆☆
【コメント】うきうき高級ボルドー赤6本セットの3本目。
コート・ド・カスティヨンはサン=テミリヨンのすぐ東。ということはボルドー右岸、メルロ主体。ということで期待大。

抜栓して気になったのが色。ちょっと濁った感じがします。澱とは違うざらっとした印象。
良いワインは色つやが綺麗という話を聞いたことがあるので不安になる。香りは樽が効いていて美味しそう。しかし、口に含むとざらっとしていて残念な結果に。ハズレを引いたかな。
メルロなので楽しみにしていたのに。。。次回に期待です。
ワインスクールで知り合った方とお食事に行って参りました。場所は青山ワインラブ
先日の修了パーティや二次会で、少しずつワイン&料理に対する敷居を下げてきていますけれど、やはりお店に入るまでは緊張します。でも、店内はややカジュアルな感じでちょっと安心。

まず、ウェルカムドリンク(この表現が正しいかは不明)で頂いたのがこちら。

Duc de Paris Brut
【Duc de Paris Brut】

折角なので銘柄は聞かず、みんなで産地、品種などの特定を試みる。意見はバラバラだけれど、みんなそれぞれになぜそう思うのか?ということの根拠をもっていて、面白かった。こういうことを楽しめるのも、ワイン好きな方が集まってならではですね。

さて、コースではないので、早速料理とワインを決定しなければなりません。料理についてはずぶの素人の私(もちろんワインも)。完全お任せモードです。でも注文したものがどういうものかは覚えておこう。いつか役に立ちそうだし。
料理が決まったら次はワイン。HPのワインリストを見ても分かるとおり種類は多い。ただし、聞いたことのある銘柄は全て雲の上。料理は決まっているので、アドバイザの方のご意見を伺うことに。品種の好みを伝えて決まった本日のワインは次の方々です。

Chateau Roc de Minvielle 2006
【Chateau Roc de Minvielle 2006 / シャトー・ロック・ド・マンヴィーユ 2006】
軽めの白から、ということでシャルドネと迷いつつ、ソーヴィニヨン・ブランを選択。特徴である青い香りもばっちりとれました。気になったのが色。ツヤッツヤな淡いイエローで、見た目はややオイリーな印象でした。

Michel Gros Hautes Cotes de Nuits 2006
【Bourgogne Hautes Cotes de Nuits blanc 2006 Michel Gros / ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ ブラン 2006 ミシェル・グロ】
2本目は赤白迷いながらもシャルドネ(やや樽)をチョイス。造り手はかのグロ家の方。
香りをとっただけだとシャルドネと特定するのは難しそうな印象。そして微かに樽香がするかな。口に含んでみると樽の主張がいっぱいに広がって驚き。小技が効いてるワインでした。


Six Foot Six Pinot Noir 2007
【Six Foot Six Pinot Noir 2007 / シックス・フット・シックス ピノ・ノワール 2007】
いよいよ赤へ。かなり迷ってブルゴーニュにしようかと考えたが、講義で飲んだことがあるとのご意見があり(覚えてるのがすごい)、敢えてオーストラリアのピノに。
やや酸味が強く、果実味たっぷりで、スパイシーな印象も。神の雫的表現でいえば陽性のピノ。シンプルすぎるので、もうちょっと複雑さが欲しい。


Chateau Les Chapelles 2005
【Chateau Les Chapelles 2005 / シャトー・レ・シャペル 2005】
最後はカベルネ主体かメルロ主体か迷い、ボルドー右岸に決定。サンテミリオンの北側に位置するモンターニュ・サンテミリオン地区のシャトー。酸味とタンニンのバランスが良く、美味しかった。
ここら辺になるといい加減酔ってきて味も記憶も曖昧に。表現がシンプルになります。


もう一本くらい飲みそうな勢いながらも、時間は12時前、終電間近、明日は仕事、ということでお開きなりました。

こういう場に慣れぬ身ではありましたが、皆さんのエスコートとワイン談義、そして趣味の話で盛り上がり、大変楽しい時間を過ごさせて頂きました。
是非また集まって大いに飲みましょう☆


そして、あっさり終電を乗り過ごし、有料ヒッチハイクを敢行したのでした。
Alain Brumont Gascogne Blanc Gros Manseng-Sauvignon 2007

【銘柄】Alain Brumont Gascogne Blanc Gros Manseng-Sauvignon 2007 / アラン・ブリュモン・ガスコーニュ・ルージュ グロ・マンサン-ソーヴィニヨン 2007
【種類】Blanc / 白
【原産地】VdP / ヴァン・ド・ペイ
【生産者】Alain Brumont / アラン・ブリュモン
【地域(国)】Cote de Gascogne (France) / コート・ド・ガスコーニュ (フランス)
【品種】グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%
【購入価格】\1,323
【購入店】ヴァンサンテ 上野毛
【購入日】 2009/3/10
【評価】★★☆☆☆
【コメント】こちらの生産者の赤は以前に勉強済み。そちらは今ひとつだったので白も同じく期待せず。月曜のやや澱んだ気持ちに合わせてみました。

香りをとってちょっとビックリ。熟した感じの木なり果実、その裏にミネラルや白い花、ハーブ、そしてちょっとオイリーな感じも。味わいも果実味たっぷり。仄かな甘味もあります。
この価格にしては結構お値打ちだと思います。ただ、ちょっと南国味が溢れすぎている感じがして、ちょっと飽きてしまう。個人的には果実ギッシリより酸味がキリッの方が好きです。
イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)
(2006/03/10)
奥田 英朗

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以前に読んだ「チーム・バチスタの栄光」のamazonレビューを読んでいたら、この小説を引き合いに出されている方が何名かいたので購入。

子供みたいにわがままいっぱい愛嬌たっぷりの肥満体、精神科医・伊良部のお悩み相談室。
様々な悩みを抱える患者に対し、ホントに医者か?と思わせる診療内容。患者と一緒に犯罪すれすれの行為をしたり、ストーカー相談に来た患者をストーカーしたり、やりたい放題。でも気がついたら患者の病気は治っている、といった具合。

はっきりいえば気味の悪い主人公なので、最初はええ~と思う部分や嫌悪感を抱く場面もある。こんなに腹立たしい主人公も珍しい。でも逆にここまで感情的になる小説も珍しい。
気がついたら一気に読み通してしまい、第2弾の「空中ブランコ」を購入していました。

話の持って行き方など、精緻な分析が成されているはずなのに、ぱっと読むとそれを全然感じさせない。改めて読み直すと、良く作られている物語だなと感心させられます。
思わず人に話したくなる クイズでワイン通思わず人に話したくなる クイズでワイン通
(2008/07/30)
葉山 考太郎

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昨日の修了パーティでお会いした葉山氏の著書。大分前に購入したものですが、ワインスクールの刺激もあって再び読み始め、夜寝る前の読み物として楽しんでいました。折良く先週読み終えたのでご紹介。

タイトルを読んでお分かりの通り、やや雑学的要素の強いワインのクイズ本です。
シャンパンのボトルが凹んでいる理由は?ボルドーのボトルの特徴は?といった入門編から、高級シャンパン「サロン」がユニークといわれているわけは?毎年ラベルの絵が変わるムートンで2種類のラベルが存在するのは何年?といった難解な問題まで。

ワインを飲み始めたばかりの方から既にワイン通の方まで、試験対策とはひと味違ったワインの問題を楽しめると思います。中には試験に役立つであろう思われる問題も含まれており勉強になります。
もちろん回答だけが記載されているだけでなく、葉山節?も健在で余談やこぼれ話も交えながらなので、新しい発見も多く楽しみながら読めます。

今改めて問題を読み返してみると、昨日感動しまくったスペインのウニコにまつわる問題も掲載されていました。

ウニコなんて知らない、と宣っておりましたが、しっかり勉強していたのですね。。。知ったかぶりでもまだワイン通は名乗れないみたいです。

一問一答形式なので短時間でも楽しめるので、トイレやベッドサイドに置いておきたい一冊です。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
(2008/07)
石川 拓治NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班

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様々なブログで話題になっていることと、amazonのベストセラーで上位にいることから購入。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた、青森県のリンゴ農家・木村秋則さんの無農薬栽培への挑戦を記した一冊。

リンゴの無農薬栽培と聞いて、そんなに難しそうな印象は受けない。リンゴは木なり果実だから害虫とか少なそうだし、遙か昔、アダムが囓った禁断の果実はリンゴだったということを考えると、農薬など無い時代から自然にあったわけである。
ところが現代のリンゴは農薬無しでは栽培できない。その理由というのが、維新後に農薬を使うようになり、今日まで使用し続けた結果、リンゴが農薬に依存するようになり、自然に対する免疫をどんどん失っていったからだという。
人の手で育てられた動物が野生に帰っても生活できないように、リンゴも農薬によって自然の状態での栽培ができなくなったのだという。
このあたり、ワインスクールで学んだブドウの性質と似ている。

ちなみに無農薬栽培を成功させる最大の要素は土にあった。テロワールが重要だったのである。無農薬栽培で育てられたリンゴの木は地中深く根を張り、他の農薬栽培の木より数倍は深いらしい。
このような木から採れるリンゴは非常に美味しいとのこと。

木村さんの造るリンゴは、その美味しさから日本中から注文が来るらしい。採れる数量も限られているので価格が高騰しそうだが、木村さんは価格を上げない。
無農薬栽培で美味しいリンゴを造って、その価格が高価になればなるほど無農薬栽培の敷居を高くしてしまう。普通のリンゴと同じ価格で無農薬栽培のリンゴが買えなければ意味は無いという。

表紙の写真を見ても分かるとおり、子供のような笑顔で愛嬌を振りまく木村さんは、純粋に美味しいリンゴを日本中に届けたいと願っている。

リンゴ造りに対するこだわりと苦悩。続けることの重要さ。そして木村さんの哲学。様々な内容が盛り込まれた素晴らしい一冊です。
Chateau Lansade 2006

【銘柄】Chateau Lansade 2006 / シャトー・ランサード 2006
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Bordeaux Superieur / ボルドー・シューペリュール
【生産者】Chateau Lansade / シャトー・ランサード
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】メルロ49%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、 カベルネ・フラン16%
【購入価格】\1,163(単品価格\1,134)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★★☆☆☆
【コメント】うきうき高級ボルドー赤6本セットの2本目。1本目が残念な結果だったので、あまり期待せずに抜栓。
メルロの比率が高いせいか滑らかな舌触りと、控えめなタンニンが印象的。昨日美味しいワインを飲みまくったためか、どうしても比較してしまう。それでも健闘しているなと感じたので星2つ進呈です。
セットなのにあまりお得とは思えない(というかお得ではない)価格ながら、コスパの良い1本だと思います。
会場を後にしたクラス一行が向かったのは西麻布の閑静な住宅街にあるお店ヴィノーブル。林先生にご紹介を頂きました。

お店のHPを見て頂ければ分かると思いますが、とてもお洒落な雰囲気。このようなお店にあまり足を踏み入れたことはないので、ちょっと緊張です。

料理とワインはシェフにお任せで、一本目は泡。
先生のご提案でワインはブラインドで注がれました。みんなで意見しながら生産方式や生産地などを推測。
ちなみに正解はこちら↓

Parigot Cremant de Bourgogne Blanc
Parigot Creman de Bourgogne blanc / パリゴ・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブラン

泡がきめ細かくなく、粗い感じがしたのでシャンパーニュではないと思い、新世界だろうと検討をつけましたが、半分あたり半分はずれ。正解はブルゴーニュでした。

この後も白、赤と続き、全てブラインドで銘柄推測を楽しみました。残念ながら楽しむあまり写真はしっかり撮り忘れてしまいました。
いつも一人で黙々と銘柄推測をしているのとは違い、ワイン好きな方ばかりの集まりですからとても楽しく、幸福な時間を過ごせました。

また、ワインにあわせて美味しい料理も頂きました。講義でマリアージュの勉強はしましたが、初めての実践です。
チーズやクラッカーばかりを肴に飲んでいる私には、料理とワインの同時進行は感激の嵐でした。料理の味を引き立てるとはこういうことか!とこっそり思いながら堪能しました。
でも、慣れない料理だったのでちょっと難しい味かなと思うものもありました。こういうのは経験によって味覚が開拓されていくものと割り切り、味を記憶の中に納めることに。
未経験の味というのは、想像がつかないところから味が飛んでくるので、とても楽しいものでした。


メインも終わり、いよいよ最後のワインを開けることに。
実は修了パーティのオークションで、二次会用のワインをクラスのみんなで協力して落札していたのです。

それがこちら↓
Vega-Sicilia

スペインのロマネ・コンティとも呼ばれる【Vega-Sicilia "UNICO" 1990 / ヴェガ・シシリア ウニコ 1990】。
正直、聞いたこともない銘柄でしたが、オークションに出されるくらいだから美味しいんだろうな~、と漠然と思っていました。

グラスに注ぎ、香りをとって驚きました。過去例をみない複雑さに溢れています。
腐葉土、バニラ、マッシュルーム、なめし革など、これでもかと言わんばかりに様々な香りが主張してきます。そして味わいも素晴らしい。スケールが大きく、余韻も非常に長い。今までテイスティングで飲んできたどのワインよりも、複雑さに富み、そして穏やかでした。
色をとってみても、1990年とは思えないほど若々しく、力強いワインの底力を見た気がします。

皆さんも一様に感動している様子で、一通り感激が過ぎると、神の雫ばりにこのワインを例えると何になるか?とゲーム間隔でそれぞれ印象を話し合いました。皆さんの受ける印象が様々で面白かったです。
ちなみに私は「夏の白神山地」と、ややトンチンカンな印象でした。行ったこともないのにね。スペインワインなのにね。
イメージ的には、暑いさなか、山道を歩いていて、白神の森の中に入っていくとだんだん冷んやりした空気になる。あたりはやや苔生したような感じで、音もなく小川が流れている。その中に佇んでいるような感じ。思い浮かんだ文字は“静謐”。

と、思わせるくらいすごいワインでした。。。テンプラニーリョ恐るべし。

このワインを最後にお開きとなりましたが、今このエントリを書いている間もウニコの香りと味わいが甦ってくるかのようです。あんなに素晴らしいワインが世の中にあることに感動するとともに、ワインを好きになって良かったと思いました。

最後に幸せいっぱいな皆さんと記念写真です。
自分の顔の赤さに驚きです。皆さんお酒にお強いですね~。
Step1の皆様


というわけで今朝は二日酔いでした。
でも、後悔するわけないですね。美味しい料理と美味しいワインと楽しい皆さんに囲まれて幸福いっぱいでしたから。

また新しいワインライフが始まります。
夜中にふと目が覚め、ああ~というため息とともに頭を抱える。もう何千回目でしょう。お酒の楽しみに比例して起こる例のあれ。

はい、二日酔いです。
まさに頭を抱える問題として連日発生しておりますが、今日のはまたヘビーですね。頭が割れています。


昨日はADVの修了パーティでした。
場所は愛宕グリーンヒルズ42階のイタリアン「Salvatore Cuomo Bros / サルヴァトーレ・クオモ・ブロス」。東京タワーの大展望台より高い位置にあり、都内を一望できる素晴らしいロケーション。

ちょっと霞が出ています


10月期開講の全クラスが対象とあって、会場は大勢の方がひしめき合う状態でした。100人以上はいたと思います。
乾杯に始まり、サーベルによるシャンパンの抜栓、修了試験の成績優秀者の発表、講師陣によるブラインドテイスティング大会、オークションなどが催されました。


サーベルによる抜栓↓
サーベルによる抜栓

ブラインドテイスティング大会↓
講師陣によるブラインドテイスティング
(これは高価な水を当てるというものです。他にもジャムとコーヒー豆を当てるという、一風変わった趣向のテイスティングでした)

林先生のご挨拶↓
林先生のご紹介


ちなみにオークションでは、同じクラスの方がなんとムートンの1990年を落札されていました。1990年といえばボルドーのグレートヴィンテージ。是非飲んだ感想を伺いたいものです。

ちゃっかり記念撮影↓
Chateau Mouton Rothchild 1990




ワインは数十種類用意されていて、バーカウンターへ行って好きなものを飲むことができました。ここぞとばかりに様々なワインを堪能。
何を飲んだかは全て覚えていませんが、かろうじて覚えているのが次の2種類。

①Chateau Lagrange / シャトー・ラグランジュ
②深雪花 / みゆきばな (赤)

①酔っていたため銘柄を間違えている可能性がありますが、確かこのシャトーだった、はず。ヴィンテージは不覚にも確認せずでした。
ボルドーのオー・メドック地区サンジュリアン村の格付け3級シャトー。味わいは。。。これまた忘れました。とても美味しかったことは覚えているので、どこかでまた飲みたいです。
②日本のワイナリーのものだったので何となく飲んでみたくなりました。ほんのり甘い。果実味があって美味しかったです。ちょっと軽い感じがして、授業で飲んできたワインとはひと味違う印象。醸造元のHPをみたら、マスカット・べーりーAという品種で造っているみたいです。日本のワインは量販品以外ほとんど飲んだことがないので新しい発見でした。


実は本日のパーティでちょっと期待していたのが、もしかしたら葉山考太郎氏が来るのではないか、ということ(葉山氏は以前に読書録でも紹介しましたが、ワイン関連のコラムやエッセイを書かれている方です)。
林先生にお伺いしたところ、なんとご紹介をして頂き、しっかり名刺まで頂戴してしまいました。
本で読んだときの印象そのままに気さくな感じの方で、ズックにカジュアルシャツ姿という出で立ちも、とても親しみやすかったです。

葉山氏のご挨拶↓
葉山氏のご挨拶

(上にあるブラインドテイスティング大会の写真でもそうですが、終始ワイングラスを片手に持っておられました。いつでもワインを飲める態勢を整えておく。私も見習わなくてはなりません)


あっという間の2時間でしたが、今まであまり話す機会のなかったクラス生の方ともお話しすることができ、美味しいワインを堪能でき、さらに葉山氏にお会いできたので大満足のパーティでした。


終了後は林先生もご一緒して頂きクラス生で二次会をしようということになり、一路西麻布へ向かうのでした。。。つづく。
先日ワインスクールの講義が修了しました。

エントリを読み返してみると、出席した講義の感想は全部書いていました。全て書こうという意識はあないながらも、我ながら以外とマメに書いたものです。

ところでスクール名などは何となく伏せていましたが、スクールの方々にも紹介されているブログなので、特に伏せる必要もないのかなと。ということで、今さらながらご紹介します。
こちらのスクールで勉強をしておりました。

【ADV:アカデミー・デュ・ヴァン】
http://www.adv.gr.jp/

選んだ基準は、立地とカリキュラムと開講時期。
特に年始に思い立って通おうと思ったので、1月開講という無理矢理な条件を満たしてくれました。


そしてそして、毎回授業をして頂いた先生はこの方です!

【林先生のブログ】
http://ameblo.jp/mayumi-hayashi/

ワインの知識はもちろん、ちょっと横道に逸れたワイン話など、豊富な話題で講義を楽しくして頂きました。また、講義終了後には私のつまらない質問にも丁寧に答えて頂けたので、スクールに通って良かったな~とつくづく思いました。
楽しい講義をありがとうございました。


ちなみに、今回の講義をもって、当初目的である世界中のワインを楽しむ。という目的は達せられたのでありますが、周囲の人たちの意欲とモチベーションの高さにつられて、来期は受験対策講座に進むことにしました。

より美味しいワインを飲むため、と自分に言い聞かせつつ。
Chateau Blaignan 2004

【銘柄】Chateau Blaignan 2004 / シャトー・ブレイニャン 2004
【種類】Rouge / 赤
【原産地】Medoc / メドック
【生産者】Chateau Blaignan / シャトー・ブレイニャン
【地域(国)】Bordeaux (France) / ボルドー (フランス)
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン63%、メルロー37%
【購入価格】\1,163(単品価格\1,580)
【購入店】うきうきワインの玉手箱
【購入日】 2009/3/7
【評価】★☆☆☆☆
【コメント】残念なワインが最近続いております。
ネットを徘徊していて、手頃な値段でボルドー6本セットだったので購入してみました。その大事な1本目。
開けた直後は香りはまともなものの、味わいが酸っぱい感じで今ひとつ。時間が経ったら味が変わるかなと、月・火・水と3日に分けて飲みましたが負の方向へ進むばかり。先ほど飲み終えました。
初っ端からこれはしんどいですね。残り5本に淡い期待を。。。
年初から通い始めたワインスクールもいよいよ最終日です。

1コマ目はボルドーワインについて。
私の最も得意とするワイン。思い返せばワインにはまり始めたときは、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンばかり飲んでいました。
主要品種、地区名、シャトーの格付けについて勉強しました。恐るべきは試験では全ての格付けシャトーを覚えておかなければいけないらしい。メドック地区だけで60あるんですけど。。。

最後のテイスティングは白2種、赤3種。
白はどちらが格上かを当てるというもの。この2種は差がはっきりしていたので迷うことはなかった。そしてこの格上の白がまた美味しかった。ボルドーの白はほとんど飲んだことは無いけれど、このお味であれば買って飲んでみたい。

赤は、メルロ1種、カベルネ・ソーヴィニヨン2種でした。うち一つは格付けシャトーのもの。
品種はばっちり当てることができました。
驚いたのがカベルネの一つ。始めはあまり香りがなく、美味しくないな~と思っていました。ところが時間が経つにつれて香り高くなってきて美味しくなった。温度の変化も関係していると思いますが、時間の経過で美味しくなるということを実感しました。

格付けシャトーのものは、熟成を迎えていて味・香り共に複雑さがあり余韻も長めで、今までのものとは違う印象を受けました。スクールで飲んだときは美味しいとは思うけどそこまでは。。。という感想で、この味が分かるにはまだまだ自分は青い!と思いました。
でも、今まさにエントリを書きながら、もう一回あのワインを飲みたいと思っている自分がいます。あの複雑な味わいと余韻が、今も口の中に残っているかのような錯覚。この感覚には自分でも驚きです。
これが格付けワインの魅力なんでしょうか。もうちょっと飲んでおけば良かった。。。


ボルドーの余韻も醒めやらぬまま(試験のために飲むのは少し控えましたが)、2コマ目は修了試験です。

マークシート方式で今まで勉強した内容から出題されます。筆記70点。試飲70点の計140点満点。
この試験のために今日はちょっと早めにスクールに来て勉強をしました。でも勉強不足は否めません。

試験が開始し、早速その不足っぷりを痛感しました。間違いが目立ったのがドイツワインやロゼワイン、甘口ワインなど、普段は口にしないワインについて。自分の興味を外れているからか、今ひとつの正答率。弱点発見です。

テイスティングは散々の結果に。試飲するのは6種類。白ではリースリング。赤ではカベルネ・ソーヴィニヨンを外しました。リースリングは冷静に判断すれば当てられたはずなので残念。カベルネはシラーと迷い、結局シラーにしました。シラーをもうちょっと勉強しなければならないと感じました。

テイスティングは結果をみると残念でしたが、6種類それぞれについて自分なりに理詰めで結論を導き出しました。外した原因もしっかり理解できたので、次回は外さないでしょう。たぶん。

少なくとも3ヶ月前の私では、適当に解答することしかできなかったであろうことが、今では意味を持って解答をすることができます。総合点ではクラス平均点に及びませんでした。でも自分なりに成果はしっかり出せたので良しとします。でもちょっと悔しい。。。


さて、来週は修了記念パーティが主催されるとのことで、今から楽しみです。美味しいワインがまた飲めるといいな~。テイスティングではなく、相性の良い料理で楽しみたいものです。
昨日「おくりびと」の感想をエントリした直後から閲覧数の急激な上昇がみられました。受賞からだいぶ時間が経っていますが、まだまだ人気は衰えていませんね。
さて、本日の読書記録は、やや旬を過ぎた感のある小説です。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
(2007/11/10)
海堂 尊

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随分前から書店で平積みされているのは見かけていましたが、木更津キャッツアイ的なノリのスポーツ系の小説だと思い込み、ずっとスルーしていました。
読もうと思ったきっかけは、先日テレビで当小説の映画版が放映されていたのをたまたま観たから。でも、観たといっても1分くらい。しかも、あろうことかクライマックスの犯人が自白し始めたシーン!

この1分足らずのシーンを観ただけで、小説を読みたいと思い、そのままamazonへ突入いたしました。

小説の概要はwikiにお任せするとして、新人とは思えない読みやすい文章、練り込まれた内容で、一気に読んでしまいました。

この手の病院絡みの小説は難解な内容になりがち。でも全体を通してやさしく、分かりやすく描かれているためそのような印象は受けない。ただ、その分かりやすい内容ゆえか物足りなさを感じる。真犯人もあまりひねりがなく、ちょっと興醒めでした。

気楽な読み物としては十分。理詰めで犯人を追い詰めていくためか、読者があまり頭を使う感じでもない。個人的にはもう少し難解な方が好きです。
ミステリーと呼ぶにはちょっと大袈裟な気が。

もっとも著者の訴えたいところは、現在の医療現場で起こっている医療過誤事件にスポットを当てることみたいです。小説がドラマ化・映画化されていることも考えると、これらの動きが今後日本の医療に一石を投じることになれば素晴らしいことだと思います。

でも続編は今のところ読もうとは思わない。
今朝は昨夜からの大荒れの天気をまだ引きずっていたため、映画を観に行く人が少ないだろうと思い、アカデミー特需の混雑が嫌で敬遠していた「おくりびと」を観に行った。
館内はガラガラとまではいかないまでも結構空いていたので、20分前到着にも関わらずよい席が取れた。

※以下、一部映画のストーリーに触れる記述がありますのでご留意下さい。


観終えた感想は。。。涙と鼻水が止まりませんでした。

涙腺は弱い方だという自覚はありますが、泣かせられました。
好印象だったのは、お涙頂戴という雰囲気をわざとらしく作っていないこと。感動系の映画には、ここで泣け!みたいなシーンがあって逆にひいてしまうことが多い(もちろん術中にはまって泣いてしまうのですが)。そういうのって興醒めなんですよね。そこら辺がすごく自然で、自然に涙がこぼれました。

物語は納棺師のお話しですが、ここまで納棺師のお話しだとは思いませんでした(ちょっと意味不明)。サブストーリーなども盛り込まれているけれど、当映画を観て考えることは、納棺師という職業と死生観について。

主人公やその嫁さんの感情。周囲を取り巻く人たちの挿話などどうでもいい。
納棺師とは?生死とは?私が考える死とは?

納棺師という職業を選択した夫に対し、妻が「汚らわしい!触らないで!」というシーンがあります。
そのセリフに違和感を覚えました。映画の中で観る遺体と納棺師は、私の中でしっかりと映画として認識されていました。現実味がなかったわけです。だから「汚らわしい」という言葉に違和感を覚えた。
このセリフを聞いた瞬間に映画と現実が繋がり、すごくリアルに映画の世界に入り込みました。

この映画はリアリティに溢れている。ストーリーとかいう些細なことではなく(言い過ぎです)、この映画のスケールがリアルなんです。

多少カットしているような印象を受けるシーンや都合の良すぎるシーンもありますが、全体的に無駄がなく、安心して観られました。
止めどなく流れる涙には参りましたが。。。

アカデミー賞受賞作品というミーハーな気持ちながらも足を運んで良かった。もし受賞していなければこの映画を観ることはなかったでしょう。

素晴らしい内容でした。また、久石譲が担当している音楽も素晴らしい。
アカデミー賞という物差しを抜きにしても素晴らしい。素晴らしい映画でした。




ただ、残念だったのが広末涼子の演技。なんか能面みたいなんです。表情が乏しいというか。
最後に広末を観たのは「鉄道員(ぽっぽや)」。その頃からあまり演技が変わっていないような。
華も陰もない中性的な感じが、本映画の強い個性の中で影の薄いものとなっていました。
Castillo de Montblanc Cava Brut N.V.

【銘柄】Castillo de Montblanc Cava Brut N.V. / カスティーリョ・デ・モンブラン カヴァ・ブリュット N.V.
【種類】Espmoso / 発泡
【原産地】Cava / カバ
【生産者】Bodegas Concavins / ボデガス・コンカヴァン
【国】Espana / スペイン
【品種】チャレロ、パレレリャーダ、マカブー
【購入価格】\1,487(単品価格\1,995)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/2/10
【評価】★★★★☆
【コメント】「店長本気でおすすめ6本セット 第36弾」5本目。
久しぶりの泡です。土曜であること、晩御飯がスパゲッティ・カルボナーラであることからチョイス。もっとも泡はどのような料理にも合わせることができるオールマイティなので、料理との相性についてはあまり深く考えていませんが。

Webで説明を読むと謎のセパージュで構成されています。
色は緑のニュアンスが強く、若々しさを感じさせる。香りは洋ナシやパイナップルを思わせるフルーツ香が主体で、かすかに焼きたてのパン香が。どうやらシャンパーニュ方式と似たような製造方法を採っているらしい。

シャープな酸味と、果実味たっぷりな味わい。辛口だけどドライというほどではなく仄かな甘味も。余韻も長く美味。
評価としては以前飲んだ泡よりは下がるが、コストパフォーマンスから四つ星です。

また飲みたいと思わせるワインです。店長の本気を垣間見ました。
でも、泡は好みに合っているためか、飲みやすいためか評価が高めに出ますね。これから泡を飲む機会が増えると思うので、評価基準は流動的になりそうです。
でも今の時点では四つ星くらいに感じるので良しとしましょう。
史上最強の人生戦略マニュアル史上最強の人生戦略マニュアル
(2008/09/27)
フィリップ・マグロー

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仕事に疲れたとき、目標を見失ったとき、何かに頼りたいとき、暇なとき。。。
自己啓発本を読むと気持ちがリフレッシュします。

自己啓発本は突き詰めてみると極めて当たり前のことが書いてあります。どの本でも同じような内容、同じような問題、同じような結論に至ります。
今まで、デール・カーネギー、ナポレオン・ヒル、スティーブン・コヴィーなど著名な方の本を読んできましたが、内容は似ているなと常々感じます。

では何故読むのか、何故読み続けるのか?

それは読む度に新しい発見があるからです(この科白こそどの自己啓発本にも書かれているでしょう)。

というわけで、仕事にちょっとお疲れな昨今、今や時の人となった勝間和代氏がオススメする(且つ翻訳している)本書を読んでみました。

結論。
問題はひとりでに解決しない。責任は自分にある。


目標をもつ、人を憎まない、といったお約束ごとももちろん書かれているが、気に入ったのはこの2節。

当たり前のことですよね。
でも、問題がひとりでに解決することをよく願っている自分に気がつく。些細な問題だと思って放置したり、他の誰かが対処してくれるだろうと思ったり。。。でも結局自分に返ってくる。そんなのを繰り返してるのは知っているのだけれど隠しちゃうんですよね、自分自身に。

そういう自分を誤魔化しているところに、ざっくりと切り込んでくるのが本のよいところだと思います。人に言われたら無駄な感情が入り込んでしまう(でも助言をいただくことは大事なことです)。

本は自問自答の繰り返し。読んでいる最中から自問自答。読み終わって自問自答。自分の中でインプットとアウトプットを繰り返すことで情報や考えをまとめる。


いつの間にか本書ではなく、本の一般論に話がすり替わっていますが、そんなことを考えさせる本でした。暇なときにまたパラパラと読みたいですね。
【中原誠名誉王座・十六世名人が引退表明】
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090311AT1G1103311032009.html

今朝の日経新聞のコラムでも紹介されていました。
中原名人の全盛時代(今もって全盛とは思うが)は、まだ将棋が近代化されていない時で、新しい戦略や戦法を編み出すと、それに対する攻略が見つかるまでその戦法のみで戦い続けることができた。
しかし、インターネット全盛の今日、トーナメントなどで新しい戦法を使用したら、瞬時に全国へ広まり、翌日にはもう対策が練られることもざらである。

今の将棋は過渡期であり、知識と早さの時代でもある。どこかのトーナメントで使用された新戦法を知らずに対局に臨んだら、あっという間に呑み込まれてしまうだろう。


日経の記事では中原名人の座右の銘として以下の句が記載されていた

「風車、風が吹くまで昼寝かな」

広田弘毅元首相が左遷されたときに詠まれた句らしい。何とも心に響く一句だ。
しかし、今の将棋界に昼寝をする時間はなさそうだ。
ワイン物語〈上〉―芳醇な味と香りの世界史 (平凡社ライブラリー)ワイン物語〈上〉―芳醇な味と香りの世界史 (平凡社ライブラリー)
(2008/02)
ヒュー ジョンソン小林 章夫

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最近読書の更新してないな~、と思っていたらそれもそのはず。強敵を読んでおりました。
上中下の三巻ものなので、時間がかかるとは予想していたけれどここまでとは。小説ではないので各ページ文字ビッシリ。疲れました。

ストーリーは単純明快。ワインの起源から近代までその歴史を物語ったもの。冒頭で著者がこれは歴史ではなく物語である、みたいなことを語っているが、残念ながら私にとっては歴史でした。
物語と呼ぶにはあまりにもストーリーがありません。

“物語”の内容を挙げていったら切りがないので感想を述べると、まず本書を読む前に世界史の知識が必要であり、さらには欧州~北アフリカ~中近東にかけての地理を把握していなければならない。
なぜなら、ワインが誰々によって(もしくはどこどこの戦争によって)ほにゃららの土地に広まっていった、みたいな記述に対し、歴史・地理の知識無くして理解不能。

数ページ読んでその重大な事実に気が付いた私は、呆然としながらも中高で学んだ知識を記憶の片隅から必死に引き上げる作業に注力するのでした。

結論から申し上げれば、本書はワインの歴史を奥深く知りたい方にのみオススメできるのではないかと。歴史におけるワインの役割や、その変遷は読み応えはあるけれども、話が長すぎました。

これくらいのボリュームの本をさらっと読めるくらいの読書力があればいいなと思います。せめて一週間で概要を掴むことができれば本書を読む価値があるかと。2~3週間かけて得られる知識はそこまででもありません。ある意味専門書の域のような気もする。
Alain Brumont Gascogne Rouge 2006

【銘柄】Alain Brumont Gascogne Rouge Tannat-Merlot 2006/ アラン・ブリュモン・ガスコーニュ・ルージュ タナ-メルロ 2006
【種類】Rouge / 赤
【原産地】VdP / ヴァン・ド・ペイ
【生産者】Alain Brumont / アラン・ブリュモン
【地域(国)】Cote de Gascohne (France) / コート・ド・ガスコーニュ (フランス)
【品種】タナ50%、メルロ50%
【購入価格】\1,323
【購入店】ヴァンサンテ 上野毛
【購入日】 2009/3/10
【評価】★☆☆☆☆
【コメント】ヴァンサンテは行きつけのお店。1000円台のワインで相談することはないが、予算5000円くらいのワインを購入するときは店長さんに相談すると丁寧にワインを紹介してくれる。ここで紹介されたブルゴーニュで、ボルドー一辺倒だった私の嗜好が変わりました。

先日ふらっと寄ったら1000円台一番人気とPOPがあったのが当ワイン。開栓するまでラベルの印象からチリワインだと勝手に思っていたら、フランス産でした。

タナという謎の品種50%のミディアムボディワイン。VdPということもあってか奥深さや複雑さはほとんど感じられない。日常消費用ワインという名で呼ばれるに相応しいとでも申し上げたいくらい。
美味しくないわけじゃないけど、楽しくないと感じます。
Escudo Rojo Chardonnay 2007

【銘柄】Escudo Rojo Chardonnay 2007 / エスクード・ロホ シャルドネ 2007
【種類】Blanco / 白
【生産者】Baron Philippe de Rothschild / バロン・フィリップ・ド・ロートシルト
【地域(国)】Maipo Valley (Chile) / マイポ・ヴァレー (チリ)
【品種】シャルドネ100%
【購入価格】\1,487(単品価格\2,688)
【購入店】エノテカ
【購入日】 2009/2/10
【評価】★★☆☆☆
【コメント】「店長本気でおすすめ6本セット 第36弾」4本目。
こちらの赤は以前に飲んだことあり。
2007年と若いこともあって緑のニュアンスが強いレモンイエロー。熟した洋ナシやマンゴー、トロピカルフルーツといった、とてもフルーティな香り満載。太陽が燦々と降り注いでいる光景を想像させる。でもその裏にしっかりとしたミネラルの香りが隠れている。
酸味が強いけれど、ほのかな甘味がそれを和らげてくれる。思ったより甘くないのでアルコールが高そうな予感が。しっかり14.5%ですね。

それほど美味しいとは感じないけれど、私のイメージのチリ白よりは美味しいと感じました。南方の白って美味しくなさそうな感じなので。。。

こういう白を飲むようになったのもワインスクールの影響ですね。以前は白など見向きもしなかったのに、最近は白に対して免疫ができて、味について偉そうに意見することができるようになりました。

今日、豪州の白を買ったので、それを飲むのも楽しみです。
公開していたつもりが下書きのまま埋もれてた。ってことで先日のワインスクールの記録です。

1コマ目は新世界のワインについて。
ワイン業界でいう新世界とは、大航海時代以降に開拓されたワイン生産地のこと。米、豪、チリ、アルゼンチン、南アなど。もちろん日本も新世界ワイン。それに対して旧来の生産国である仏、伊、独、スペインなどは旧世界といいます。

余談ですが、遺伝子の系譜を辿ると人類は北アフリカで発祥し、その後欧州→アジア→ロシア→アラスカ→北米→南米へと生活圏を移動をしていったそうです。コロンブスが新大陸アメリカを発見したときに、現地で今日インディオと呼ばれる原住民に会いました。実はこのとき、遙か昔に別れた人類が再び出会ったのですね。お互いご先祖様に会ったというわけです。
その時の手土産がワインで、早速アメリカでもワイン用のブドウ栽培が始まったのですから、何やら不思議なお話しですね。

閑話休題。講義では米国と豪州をメインに勉強しました。資格試験では各国のブドウの名産地と品種を覚えていなければならないみたいです。受験するかはまだわかりませんが、これは大変そうだ。

テイスティングは、赤3種、白3種。
全体的に南方(温暖な気候)のブドウから作られているせいか、果実味に溢れていて太陽がいっぱいみたいな味わい。個人的好みから言えば新世界は今ひとつな印象。たぶん冷涼な地方の方が好みだからでしょう。
でも、米国の赤は美味しかった。以前にGeorisを飲んだけど、あれはすごい美味しかった。
新世界の中にも美味しいのが沢山あると思うので、安さを武器にこれからもどんどん飲んでいこう。

カリフォルニアワインが世界で一番高級な部類のワインに入っているという話には、驚きを禁じ得なかった。


2コマ目はブルゴーニュワインについて。
ブルゴーニュについては勉強しまくったので知っていることの復習といった感じでした。
でも試験対策では、村名まで覚えなければならないらしいのでちょっと大変そう。
最初に「ブルゴーニュのワインが好きでよく飲んでいる人」という質問があったので、手を挙げようかと思ったが、私は“ブルゴーニュのワインが好きだが経済的に滅多に飲めない人”なので自重した。

そしていよいよ、ワインスクールに通い始めたメインイベントとでも言うべきブルゴーニュのテイスティングタイムがやって参りました。
白3種、赤3種。白はシャルドネ、赤はピノ・ノワールなのだが、アリゴテとガメが1種ずつ潜んでいるとのこと。
これは当てられるだろうと思いましたが、あっさり外してしまいました。こんなもんですね。

でも白も赤も一級畑のものが飲めたので大大大満足。
村名でも十分美味しいのだけれど、飲み比べると複雑さや余韻に違いが感じられる。単独で飲んだら気がつかないと思うけれど、ワインの「奥の深さ」をちょっと体感した気持ちです。

いや~ブルゴーニュおいしいわ~。


ちなみに来週でワインスクールも修了です。
今通っているのはStep1というコースでこの上位にStep2があります。その他にも資格試験対策コースやチーズソムリエや日本酒利き酒師など色々なコースがあります。

次に進むかどうしよっかな~。世界中のワインを飲むことが目的だったため、大体目的は達せられたので十分といえば十分。でもどうせなら資格取るまで続けるっていうのもありかな。

ちょっと考えてみます。

ちなみに来週は1コマ目ボルドーワインについて。2コマ目は修了試験。
ってことは。。。ボルドーワインを飲みまくることができないってことか~!


無念です。
でもちょっとだけ飲むと思います。ワイン好きですから。

またはち

Author:またはち
趣味は広く深くがモットー。でも下手の横好きばかりで全てが中途半端。。。熱しやすく冷めやすすぎ。打ち込み続けることができる趣味が欲しいところです。
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